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10月4日(日)から放送が始まるテレビアニメ「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」の第1話放送直前前夜祭が10月2日(金)、赤坂BLITZで開催されました。
イベントは第1話の上映から。大画面に映し出された迫力あすれる映像に観客は圧倒された様子で、最後まで息を呑んで見届けた後、感激の気持ちを表すような大きな拍手が巻き起こりました。
続けて上映されたメイキング映像には、キャラクターやメカのデザインを手がけたクリエイター陣と、オルガ・イツカ役を演じる細谷佳正さんが出演。それによると、主人公の三日月・オーガスが乗り込むガンダム・バルバトスのキャラクターデザインには、長井龍雪監督の多大なこだわりが注がれ、監督曰く「若武者」のイメージに仕上がっているそうです。また、それと敵対する武力組織のギャラルホルンのモビルスーツ・グレイズは、バルバトスのずっと後に作られた、この世界における最新機がイメージされたといいます。
上映後のトークショーには、三日月・オーガス役の河西健吾さん、アトラ・ミクスタ役の金元寿子さん、サンライズの小川正和プロデューサーが登場。
自身もガンダムファンを公言する河西さんは、第1話を見た感想として、アフレコの時点ではまだ線画だった絵に色や音がついた映像に感動したと興奮気味に語りました。
また、金元さんによると、本編ではキャラクターのセリフが幾つも重なり合うのが特徴で、アフレコのテストでは6人のキャストが同時に演技することもあり、アニメ収録の中でも珍しいことだと語っていました。
一方、小川プロデューサーは、もっとたくさんのモビルスーツを見たいファンに向けて、「戦闘シーンが多い話数も用意されているのと同時に、キャラクターごとのストーリーが丁寧に描かれるのも大きな特徴」とコメント。そして、このステージで上映された映像とテレビ放送される映像とは一部異なることということが明かされ、河西さんが「2日後の放送もぜひ見ていただければ!」と観客に投げかけ、上映会は幕を閉じました。
本作は10月4日(日)から、MBS/TBS系列にて毎週日曜夕方5時から放送されます。【取材・文=麻布たぬ】