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藤堂いずみさん原作の人気シリーズ「おジャ魔女どれみ」のその後を描いたノベルシリーズ「おジャ魔女どれみ16」。その最終巻となる「おジャ魔女どれみ19」が12月2日(水)に発売されることが決定し、同時発売の限定盤に付属するドラマCDのアフレコが都内で行われました。
当日はメインキャストの春風どれみ役の千葉千恵巳さん、藤原はづき役の秋谷智子さん、妹尾あいこ役の由貴さん、瀬川おんぷ役の宍戸留美さん、飛鳥ももこ役の宮原永海さん、巻機山ハナ役の大谷育江さんが勢ぞろい。 アフレコを終えたばかりの皆さんにCD収録の感想を語ってもらいました。
千葉さん「ちょっと重い内容の物語だったのですが、掛け合いをしていくうちに『ああ、こうだったこうだった!』って思い出してきて、懐かしくなりました。自分の娘が旅立っていくような気持ちで演じましたね」
松岡さん「どれみたちの喜怒哀楽が、とてもハッキリと出たお話になったと思います。彼女たちの将来が最後の最後でようやく想像できるような形でフィナーレを迎えたのではないでしょうか。次はアニメでお会いしたいな、と思います。まだ何も決まっていないですが(笑)」
大谷さん「大学生になったということで『みんな、どんな感じで演じるのかな?』と思っていたら、声は同じなのに、中身が成長している様を見事に演じていてさすがだな、と感じました」
宍戸さん「前のドラマCD収録は別録りでしたが、今回はみんなで録れたので、先ほど千恵巳ちゃんが言ったみたいに、今回は内容が重い中でも演じ切ることができました。今回のドラマCDで、何故このエピソードが選ばれたのかを考えたんですが、どれみたちもいろいろな経験を経て成長したからじゃないかな、という結論に達しました」
秋谷さん「これまで、どれみたちがみんなで辛いことを乗り切ってきたこともあって『彼女たちが一緒にいること』に、とても強さを感じることのできるエピソードだと思います」
宮原さん「人間は大人になって環境が変わっていくにつれて、周りの人間関係も変わってくる人が多いと思うのですが、どれみたちは『小学校で生涯の親友に出会えたんだな』と改めて思えたドラマCDでした。これからもこの関係が続いていくんじゃないかな?と思いますし、私自身、続いていってほしいと思っています」
最後にキャストを代表して千葉さんから「どれみたちはそれぞれの夢に向かって旅立っていきますが、何かのきっかけで集まれるのがMAHO堂のメンバーだと思います。彼女たちには彼女たちなりの困難の乗り切り方があるので、皆さんもそれを参考にしていただければ幸いです。よろしくお願いします!」とファンに向けたメッセージが送られました。【取材・文=佐伯敦史】