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4月3日(日)から放送が始まるテレビアニメ「マクロスΔ(デルタ)」の直前上映会「ルンピカ上映会~1&2話ゴリゴリ見せちゃるかんね~」が、3月21日(祝)にTOHOシネマズ新宿で行なわれました。
第1話、第2話が上映された後、河森正治総監督、安田賢司監督、ハヤテ・インメルマン役の内田雄馬さん、フレイア・ヴィオン役の鈴木みのりさん、ミラージュ・ファリーナ・ジーナス役の瀬戸麻沙美さん、美雲・ギンヌメール役の小清水亜美さんが登壇して、トークセッションがスタート。
河森さんが、「シリーズでおなじみの、歌と戦闘と三角関係は踏襲しつつ、今回も見どころたくさんで作っています。既に2話までで3つの惑星が出てきまして、今後もたくさんの個性的な宇宙人が登場します。『戦術ライブ』と呼ばれる、ワルキューレの戦場でのライブにもご注目ください」と口火を切って、話はキャラクターについての質問へ。内田さんは、ハヤテについて「歌の力やロボットなど、当時の男の子がアツくなる要素がたくさんある『マクロス』シリーズに、まさか自分が出演するとは思いませんでした。僕はハヤテと違い、やりたくないことをはっきり言えないところがあります(苦笑)。彼のことを知っていくたびに、自分も少しずつ変わっているような気がします」と、アフレコを通してキャラクターに徐々に寄り添っている様子でした。
また、瀬戸さんは「ミラージュは軍人なのでパキッとしているのですが、融通が利かないところは(私と)似ているかな?」と分析。続いて小清水さんは、「私と美雲は、年齢の割にしっかりしていて、お姉さん的な存在というのは似ているかなと思います」とコメント。そして鈴木さんは、「出演が決まったときは、まさに『デカルチャー』でした。私とフレイアは、顔以外は自分と似ていると思っていて、リンゴが好きなところや、いつでも元気でいたいと思っているところに縁を感じます」と語りました。
さらに、各キャスト陣がキャラクターになりきって、ファンに意気込みを伝えるひと幕も。内田さんが「お前たちが、俺の風だ。一緒に飛んでくれ!」と叫べば、瀬戸さんが「そこの民間人!」、小清水さんが「瞬間、完全燃焼! みなさんに女神の祝福を!」、鈴木さんが「みんな、私むっちゃ頑張るから、ゴリゴリ『マクロスΔ』よろしくね!」と続けて、会場はヒートアップ。
そしてイベントは、鈴木さんによるミニライブへ突入。鈴木さんが「みんな、盛り上がっていくよ、準備はいいんかね?」とフレイアを意識したセリフで客席を煽り、初々しくキュートな振り付けでテレビアニメのエンディングテーマ「ルンがピカッと光ったら」を披露しました。
ここで、イベント最大の盛り上がりを見せたサプライズが! 美雲・ギンヌメールの歌唱を担当する“歌姫”が、若干15歳のJUNNAさんであることが発表され、シークレットゲストとして本人が登場。2015年12月末より先行配信された楽曲「いけないボーダーライン」をパワフルな声で歌い上げ、場内からは大きな歓声が沸き起こりました。センセーショナルなデビューを飾ったJUNNAさんとテレビアニメ、どちらにも要注目です。【取材・文=ダンディ佐伯】