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読売新聞社が主催する、世界に紹介したい日本のポップカルチャー作品を国民投票によって選出する大型プロジェクト「SUGOI JAPAN Award2016」。その各部門1位作品の発表及び受賞者への贈賞式が、3月22日(火)によみうり大手町小ホールで実施されました。
「SUGOI JAPAN Award2016」の対象となるのは、マンガ・アニメ・ラノベ(ライトノベル)・エンタメ小説の4ジャンル。今回のアワードでは、マンガ部門は「ワンパンマン」(原作:ONE、漫画:村田雄介/集英社)、アニメ部門は「四月は君の嘘」(監督:イシグロキョウヘイ/制作・パッケージ販売:A-1 Pictures、アニプレックス)、ラノベ部門は「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」(著:大森藤ノ、イラスト:ヤスダスズヒト/SBクリエイティブ)、エンタメ小説部門は「屍者の帝国」(著:伊藤計劃、円城塔/河出書房新社)が、それぞれ1位に選ばれる結果となりました。
贈賞式には、各作品の著者や監督たちが登壇。1位に選ばれた喜びを語ると同時に、ONEさんと村田雄介さんが二人で各編集部を回り、持ち込みで「ワンパンマン」をスタートさせた話や、「四月は君の嘘」は原作者と綿密な打ち合わせを行い、マンガとアニメの最終回のタイミングを合わせた話など、貴重なエピソードも披露されました。
式の後半には、女優・グラビアモデル・バラエティタレントなど、さまざまな分野で活躍中の佐野ひなこさんも駆けつけ、トークセッションを実施。「地獄先生ぬ~べ~」や「デスノート」、「ダメな私に恋してください」といった、マンガが原作のドラマに多数出演しているだけあって、これらの作品への造詣も深く、原作コミックやアニメを何度も見返して役作りに取り組んだ話を聞かせてくれました。【取材・文=ソムタム田井】