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テレビアニメ「あんハピ♪」の先行上映会が3月20日(日)、新宿バルト9で行なわれました。
「まんがタイムきららフォワード」(芳文社刊)で連載されているマンガが原作の本作は、不幸な体質を持った少女たちが元気に生きる“励まし系学園コメディ”。
この日は、花小泉杏役の花守ゆみりさん、雲雀丘瑠璃役の白石晴香さん、久米川牡丹役の安野希世乃さん、萩生響役の山村響さん、江古田蓮役の吉岡茉祐さんが登場し、杏の母役でもある儀武ゆう子さんがMCのもと、「あんハピ♪」トークを繰り広げました。
“宇宙最速”で上映された1話を観て、声優陣も感激しきり。とくに映像面は絶賛の嵐で、「髪の毛の色味がきれいだった」(山村さん)、「撮影効果がすごかった」(安野さん)とマニアックなコメントも。また、序盤の街の全景が観られるシーンでメインキャラクターが小さく描かれているなど、見どころも紹介されました。
女性ばかりで賑やかだというアフレコ現場では、キャラクターの名前をもじった「あんハピ♪」用語が流行っているとのこと。すべての不幸をポジティブに捉える「ハナコる」、巻き込まれ型の不幸に会う「ヒバる」、道に迷う「ヒビキる」などなど…なかでも頻繁に使われているのが、怪我をするという意味の「ボタる」。
安野さんは、友達とボクシングの体験に行っところ翌日激しい筋肉痛になって「ボタった」そう。それ以上に壮絶なのが白石さんのお母さんで、アフレコが始まってから、右膝を壊し、左足の足首を骨折して、さらに左手の小指の爪も…と「ボタりまくっている」ため、お払いに行こうか検討しているということです。
またメインキャラクター5人の声優によるユニット・Happy Cloverが歌うオープニングテーマ「PUNCH☆MIND☆HAPPINESS」、エンディングテーマ「明日でいいから」のPVも初公開。特に安野さんは「制服を着たり、PVを撮ったりするのが初めてだったのでドキドキだった」と喜んでいました。
スタッフやキャスト間でも「超健全アニメ」「ほっこりできる」と言われている「あんハピ♪」の放送は4月7日(木)から。日頃お疲れという人は、不幸少女たちが奮闘する姿を観て励まされましょう!【取材・文=はるのおと】