10月8日(土)から10日(祝)に徳島市で開催された「マチ★アソビVol.17」ラストラン。10日のufotable CINEMAで行われた「コカラス 決死のスペシャルLIVEから一夜明けて」イベントには、前日の眉山山頂ステージで行われた、神風動画のオリジナルアニメ作品「COCOLORS(コカラス)」のスペシャルコラボライブに出演した声優・バンドメンバーが登壇しました。
登壇したのは、キャストからは高井舞香さん、桑原由気さん、市来光弘さん、岩中睦樹さん、そして秦佐和子さん。バンドメンバーからはギター・阿部隆大さん、野崎心平さん、ドラム・工藤明さん、ベース・小山尚希さん、キーボード・持山翔子さん、ハングドラム・栗林スミレさん、ヴォーカル・uyuさん。
さらに音響監督を務めたマウスプロモーションの納谷僚介さんと、横嶋俊久監督も出演しました。
前日に「前代未聞の試み」と銘打ってのステージを大成功させただけあり、疲労感と充実感に満ちた登壇者たち。ステージの感想が語られた他、流れる映像に合わせて生で声や音楽をあてる難しさに関しても多く語られました。
横嶋監督はキャストひとりひとりの演技についての感想や、どのような意図でキャラクターを動かしたのかなどのエピソードを紹介。
納谷さんからは、日本では珍しい“ハングドラム”という楽器の奏者を探しているうちに、オランダ旅行中の栗林さんに行き着いたことや、東京から自動車で楽器を運ぶ際に、とても慎重な運転が求められ、苦労したことなどが語られました。
続いては、本編の上映会。さすがに昨晩のステージそのままを収録したものは編集が間に合わず、「マチ★アソビ」前に、リハーサルという形で行われたものが流されました。
キャストもバンドメンバーも、1回ですべてを合わせる難しさに関しての専門的な話を披露した他、物語自体の奥深さに関しても言及し、集まったファンは熱心に耳を傾けていました。
なお、作品として完成させるための作業はこれからが本番とのことで、納谷さんと横嶋監督をはじめ、登壇者らは気を引き締めていました。【取材・文=ダンディ佐伯】