新作&おすすめアニメのすべてがわかる!
「月刊ニュータイプ」公式サイト
1月12日(木)から放送が始まったテレビアニメ「MARGINAL#4 KISSから創造るBig Bang」の第1話先行上映イベントが、1月8日(日)にTOHOシネマズ 六本木ヒルズで開催されました。
“銀河の果てまでKISSを届けるアイドル”をコンセプトに、架空のユニット・MARGINAL#4が結成されたのは約4年前。「Rejet Fes2013」から活動をスタートさせ、アルバムやゲームのリリースを経て、ついにテレビアニメ放送を迎えました。
ステージには、桐原アトム役の増田俊樹さん、藍羽ルイ役の高橋直純さん、野村エル役のKENNさん、野村アール役の鈴木裕斗さんが登壇。「こうして4人でステージに立つのは久しぶりだね」という増田さんの言葉に、客席からはあたたかい拍手が贈られました。
オープニングトークの後は、いよいよ第1話の先行上映がスタート。上映前の「今まで見られなかった4人の姿が見られる」という増田さんの言葉通り、アニメではアイドルとしての華やかなステージだけでなく、4人の高校生としての日常までが描かれており、上映後は客席から大きな拍手が巻き起こっていました。
ステージは続いてキャストトークへ。アニメになったことで、キャストそれぞれが約4年間演じてきたキャラクターに対して新しい発見があった様子。高橋さんは、初めて第1話を見た時「髪をクルクルッと指で触る、ルイの新たな癖を発見しました」と嬉しそうに語っていました。
また、ライブシーンの話に及ぶと、KENNさんは「僕たちが『Rejet Fes』に初めて立った時と同じ感覚があった」、鈴木さんは「『100万回の愛革命(REVOLUTION)!』の長めのイントロとともにステージに上がっていくところは鳥肌が立ちました」と、それぞれ興奮気味に語るひと幕も。
そして、話題はアフレコの裏話にも及びます。とりわけ、客席から大きな歓声を浴びていたのは、エル役のKENNさんが、双子のアール役を演じる鈴木さんとの収録で、呼吸を揃えるように心がけているという話。それを聞いた高橋さんは、「収録中に『せーの!』って息を合わせているところがかわいい」と、2人に笑顔を向けていました。
さらに、エンディング曲について、この上映会ではまだ見られなかったエンディングの絵がテレビ放送では流されることも発表されました。今後は、各話の物語に合わせて毎回変わるエンディング曲も、見どころのひとつとなりそうです。
最後の挨拶では、増田さんが「MARGINAL#4の集大成であり、新たなスタートでもあるテレビアニメ。これからもずっとこのユニットを続けていけるように応援してください。僕らもしっかりと応えていきたいと思います」とまっすぐ前を見据えながらコメント。そして、「銀河の果てまでキス一丁!」「喜んで!」というお決まりの掛け声でイベントは閉幕となりました。【取材・文=麻布たぬ】