新作&おすすめアニメのすべてがわかる!「月刊ニュータイプ」公式サイト

rssボタン

キャスト9人が集結! 「Q:3.333」+「シン・エヴァンゲリオン劇場版」連結上映舞台挨拶

2021年06月28日 19:00配信
キャスト9人が集結! 「Q:3.333」+「シン・エヴァンゲリオン劇場版」連結上映舞台挨拶
キャスト9人が集結! 「Q:3.333」+「シン・エヴァンゲリオン劇場版」連結上映舞台挨拶(C)カラー

2021年6月27日、東京・新宿バルト9、スクリーン9での「Q:3.333」+「シン・エヴァンゲリオン劇場版」連結上映前に、作品に出演したキャスト陣が登壇しての舞台挨拶が実施されました。

登壇者は真希波・マリ・イラストリアス役の坂本真綾さん、葛城ミサト役の三石琴乃さん、赤木リツコ役の山口由里子さん、鈴原トウジ役の関智一さん、相田ケンスケ役の岩永哲哉さん、鈴原ヒカリ役の岩男潤子さん、伊吹マヤ役の長沢美樹さん、鈴原サクラ役の沢城みゆきさん、多摩ヒデキ役の勝杏里さんの9名。昨年の6月27日が、新型コロナウイルスの影響による公開延期前の、「シン・エヴァンゲリオン劇場版」のもともとの公開日だったこともあり、どこかアニバーサリー的な雰囲気の感じられるイベントになりました。

キャスト陣が壇上に登場すると、まずは司会から来場者へ、本日上映される2作品を鑑賞済みかどうかをたずねる簡単なアンケートと、「シン・エヴァンゲリオン劇場版」興行収入95億円突破の報告が行われます。

続いて、キャスト陣がひとことずつ、手短に挨拶。坂本さん、沢城さん、関さんは、「エヴァンゲリオン」関連のトークに登壇するのはこれが初めてなこともあってか、少々緊張した様子を垣間見せていました。

続くトークでは、キャスト陣それぞれの、本シリーズに関連した思い出が語られていきます。

まずは「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」についてのトークから。沢城さんはオーディションの際、監督の鶴巻和哉さんが、庵野秀明総監督の描いた短い絵コンテから膨大な情報を読み解く姿に、強いインパクトを受けたことを語ります。

真希波・マリ・イラストリアス役の坂本真綾さん
真希波・マリ・イラストリアス役の坂本真綾さん(C)カラー

その直後、坂本さんから「(収録現場で)庵野さんから聞いたことを、どこまで(取材などで)皆さんに言っていいのかよくわからなくて、誰にも言ってないことがいっぱいある」という発言が飛び出したときは、一時、壇上が騒然としました。他の登壇者が詳細を聞き出そうとするも、坂本さんは「墓場まで持っていこうと思っている」「怖いものを手渡されたと思っている」と、明言は避けます。

「シン・エヴァンゲリオン劇場版」に関するトークでは、関さんが「劇場版のシリーズが始まる前でも、折々にお会いすると、トウジのことを大事に思ってくれている岩男さんがずっといたので、なんとなく心の片隅では僕も(ヒカリとトウジの)幸せを祈り続けていた」と思いを語りました。コメントの最後に、後方の席に座った岩男さんに目を向け、2人でトウジとヒカリの気持ちを代弁するように、「僕たち、幸せだね」「本当に幸せです」と言葉のキャッチボール。それに対し、三石さんが「多少カチンとするね♡」とつっこみを入れると、会場は暖かな笑いに包まれました。

鈴原トウジ役の関智一さん
鈴原トウジ役の関智一さん(C)カラー

鈴原ヒカリ役の岩男潤子さん
鈴原ヒカリ役の岩男潤子さん(C)カラー


坂本さんは、「シン・エヴァ」で初めてアスカ役の宮村優子さんと一緒に収録したとのことで、それについての話題も広がりました。「監督のオーダーはありますけど、宮村さんが出した声が、もうそれがアスカで、息づいてる。やっぱり年月が経っても、ここまで役と声優さんが深く繋がっているのを間近でみて、感動するくらいでした」と、25年以上にも及ぶ作品の歴史と、その重みを受け止める宮村さんへのリスパクトあふれる感想を述べます。

「シン・エヴァ」で初めて同じ作品に登場することになった鈴原兄妹。そこに話が向かうと、関さんが「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」の時点でサクラ役が沢城さんになると聞き、トウジの独特な大阪弁を伝授するための会話が行なわれたというエピソードを披露します。残念ながら本編での共演シーンはありませんでしたが、作中でサクラが手にする封筒に書かれたトウジの文字は、関さんの直筆のもの。それを手にサクラが泣くシーンでは、沢城さんは「庵野さんに好きに泣いていい。もっと時間をとっていいから、好きにおやりになって」といわれ、アドリブ的に泣きの芝居をしたとのことで、間接的な兄妹のやりとりが作品に反映された様子でした。

鈴原サクラ役の沢城みゆきさん
鈴原サクラ役の沢城みゆきさん(C)カラー

山口さんは「シン・エヴァ」の内容を思い返して、「私がミサトを好きなのか、リツコがミサトを好きなのか」「ミサトと2人きりで収録していることがすごい幸せな時間だったので、それがなくなったのが寂しいです……」と、少し声を詰まらせます。それをすかさずフォローに入る三石さんとの様子は、作中での関係さながらでした。

赤木リツコ役の山口由里子さん
赤木リツコ役の山口由里子さん(C)カラー


そしてトークの話題は、現在新規の入場者特典として配布されている、小冊子「EVA-EXTRA-EXTRA」(通称「薄い本」)、さらに、先週末から追加特典として配布中の描き下ろしミニポスターにも及びました。

相田ケンスケ役の岩永哲哉さん
相田ケンスケ役の岩永哲哉さん(C)カラー

伊吹マヤ役の長沢美樹さん
伊吹マヤ役の長沢美樹さん(C)カラー

ラストはサプライズで、残念ながら登壇できなかった緒方恵美さんからのコメントを司会が代読し、マスコミ向けのフォトセッションに突入。まるで家族写真のように明るく、賑々しい撮影を経て、舞台挨拶は終了しました。

多摩ヒデキ役の勝杏里さん
多摩ヒデキ役の勝杏里さん(C)カラー

「Q:3.333」+「シン・エヴァンゲリオン劇場版」連結上映舞台挨拶より
「Q:3.333」+「シン・エヴァンゲリオン劇場版」連結上映舞台挨拶より(C)カラー

【取材・文:前田久、撮影:大川晋児】

「シン・エヴァンゲリオン劇場版」
全国劇場にて上映中

リンク:「エヴァンゲリオン」公式サイト
    公式Twitter・@evangelion_co