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3万5000冊のラノベを読み放題! 「マンガ・ラノベ図書館」リニューアルセレモニーレポート

2021年07月09日 13:05配信
「マンガ・ラノベ図書館」がリニューアル!

「マンガ・ラノベ図書館」がリニューアル!

(C)角川武蔵野ミュージアム

ところざわサクラタウンの角川武蔵野ミュージアム内にある「マンガ・ラノベ図書館」が、7月8日にリニューアルを迎えました。リニューアルに合わせて同日に開催されたセレモニーの様子をお届けします。

「マンガ・ラノベ図書館」はKADOKAWAのほぼすべてのライトノベルや、セレクトされたコミック、児童書など約2万5000冊を収蔵する、〝日本でいちばんライトノベルを読める図書館〟として2020年8月1日の開設以来多くの人に親しまれています。今回のリニューアルでは新たにKADOKAWA以外の各出版社の協力を得て収蔵数を約3万5000冊に拡張するほか、棚の増設や館内装飾の改装などが行なわれました。セレモニーにはこの新しくなった館内の一角で行なわれ、協力出版社の各社代表が出席。

KADOKAWA取締役会長でもある角川文化振興財団・角川歴彦理事長は、今回のリニューアルによって「マンガ・ラノベ図書館」が日本唯一のライトノベルの専門的なアーカイブへと成長したことに触れ、リニューアルに協力した出版各社への感謝のことばを改めて述べました。

続いて角川武蔵野ミュージアム館長・松岡正剛さんが登壇し、ライトノベルは〝軽(ライト)〟と称されながらも日本社会に文化としてずっと根付いてきた〝軽演劇〟や〝笑い〟の流れに連なる文化であり、その奥にある文化的・社会的な意義を「マンガ・ラノベ図書館」を通じて伝えていきたいと意気込みを語ります。

セレモニーには講談社代表取締役社長の野間省伸さん、「マンガ・ラノベ図書館」ディレクターの井上伸一郎さん、モデルの十味さんも登壇し、それぞれ今回のリニューアルに向けての思いを述べました。
協力各社を記したパネルの除幕式と、その後の各社代表を交えた記念撮影の後、リニューアルセレモニーはつつがなく幕を閉じました。

今回のリニューアルで新たに「マンガ・ラノベ図書館」に収蔵されるライトノベルの出版元は、アース・スター エンターテイメント/アルファポリス/一迅社/オーバーラップ/講談社/集英社/主婦の友インフォス/小学館/新紀元社/スクウェア・エニックス/星海社/SBクリエイティブ/TOブックス/ニトロプラス/早川書房/ポニーキャニオン/ホビージャパン(50音順)の17社。過去の作品だけでなく、今後刊行される作品も続々と収蔵されていく予定です。毎月の新刊コーナーやアニメ化作品特集などの企画も計画されているとのことですので、最新作をチェックしたい人やアニメ化を機に原作に触れたい人にはまたとない出会いの場となるでしょう。

また、改装によってプロジェクターが設置され、プレゼンテーションやPVを投影できるようになっています。今後は単なる図書館としてだけではなく、さまざまな情報発信の拠点やイベントスペースとしても展開していく予定ということなので、今後ますます目が離せないスポットとなりそうです。また、「マンガ・ラノベ図書館」が面する源義庭園も開放され、天気のよい日には外に出て本を読むこともできるようになりました。武蔵野の豊かな自然を感じられる庭園で読書に耽るもよし、空調が効いた快適な館内でゆったりと楽しむもよしと、非常に贅沢な時間の使い方ができそうです。

このほか、リニューアルに合わせて「ダ・ヴィンチストア『マンガ・ラノベ図書館』サテライト店」が出店しました。ところざわサクラタウン本棟2階の体験型書店「ダ・ヴィンチストア」が運営する販売コーナーとなっており、人気作品やコミカライズ作品、グッズなどさまざまなアイテムが取り揃えられています。

7月17日からは角川武蔵野ミュージアム3階「EJアニメミュージアム」での企画展「異世界みゅーじあむ」との連動も予定されており、今後さまざまなライトノベル関連イベントやフェアが開催される予定です。

ところざわサクラタウンがサブカルチャー情報発信拠点として重要性を増すほどに、「マンガ・ラノベ図書館」はラノベの聖地として無二の存在になっていくことでしょう。皆さんもぜひ足を運んで、一生の思い出に残るライトノベルとの出会いを楽しんでください。

【取材・文:石谷太志郎】