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22/7メンバー短期連載第4回/涼花萌×高辻麗×武田愛奈

2017年09月08日 12:00配信
22/7メンバー短期連載第4回/涼花萌×高辻麗×武田愛奈

今回インタビューに応えてくれた、涼花萌さん、高辻麗さん、武田愛奈さんの3人

(C)22/7 PROJECT

ソニー・ミュージックレコーズ、アニプレックス、そして総合プロデューサーに秋元康さんという強力タッグにより誕生したデジタル声優アイドルグループ「22/7(ナナブンノニジュウニ)」。1万を越える応募者の中からオーディションで選ばれた11人と、彼女たちが演じる人気クリエイターが描く8人の少女たち。本日9月8日発売のニュータイプ10月号では、話題を呼んでいるこの一大プロジェクトを大特集! それに先駆け、WebNewtypeで全4回にわたってメンバー11人の“生”の想いをお届けしています。

最終回となる今回は、涼花萌さん、高辻麗さん、武田愛奈さんの3人が登場です。

――お互いに、親しくなる中で印象の変わったところ、尊敬する点など教えてください。

高辻:萌は最終審査の自己アピールでもいきなり「鳥が好きです」ってしゃべりだして、ひとりだけ異次元だったし(笑)、もっと「ザ・アイドル」な可愛らしい子だと思っていたのですが、同じ関西出身の(倉岡)水巴ともよくコントをしていて、意外とギャグセンスが高いことに驚きました。そこにいるだけでまわりを和ませる力は、もはや才能だと思います。

武田:私も、オーディションのときから「あの子はずっと笑ってるなあ」と思ってた。

涼花:へへへ、照れちゃう。あいなっち(武田)は「優しい、可愛い、おもしろい」が全部そろってるんですよ。メンバーもファンも照らしてくれる、太陽みたいな子だと思っています。見た目が大人っぽいし、最初は「目を合わせちゃダメだ!」と思っていたくらい怖かったんだけど(笑)。

武田:あっ、私も最初は萌ちゃんとしゃべりずらかった(笑)。

高辻:私は最初から2人と話していたし、お互いに怖がっているのを知ってたから、どうしようって思ってたよ。今では、2人がわけのわからない会話をしているのを微笑ましく見守っています(笑)。

武田:たぶん2人ともすごい人見知りで、お互いに壁があったから、その向こう側が見えていなかったんだろうね。

高辻:愛奈は自分で「私は他のメンバーと違ってすごいところがないから、ひたすら頑張るしかないんだ」と言っていて、その言葉のとおり、地道に努力を重ねているところがすごい。私も頑張らないとって思います。

武田:めっちゃ褒めてくれたー!

高辻:まあ、いきなり突拍子もないことをするから目が離せないっていうのもあるけど(笑)。

涼花:れったん(高辻)は、パッと見でクールな子かなと思っていたけど、実はめっちゃ甘えてくるし、猫っぽくて可愛いです。それに、人前に立つと固まってしまう私とは違って、自ら前に出て思ったことをちゃんと言えるところがうらやましい。

武田:そうなんだよね。れったんの「私はこうだと思う」って、しっかり自分の意見が言えて、ブレないところは本当に尊敬しています。演技にも、ちゃんとプランをもって臨んでいるし。

高辻:自分に正直でいたいだけなんです。22/7は、お互いを尊重するメンバーばかりだから、こんな私の性格も受け止めてくれるし、素を出せるのも本当にみんなのおかげだなと思います。

――日々のレッスンを通して感じていることを教えてください。

涼花:私は演技することが最初は苦手で……でも、先生に「自分で『演技とは◯◯である』と決めると、自己評価しやすくなるよ」と言われて「楽しいものである」と思うようにしてからは、レッスンに臨む気持ちも変わっていきました。

高辻:私も、萌と同じく演技に苦手意識があったので「楽しいもの」に決めました。でもレッスンを重ねていくうち、最初から大好きだった歌と同じくらいおもしろくなっていったんです。それもきっと、メンバーの成長を間近で感じて刺激をもらっているからなんだろうな。

武田:私は「自然体」。演技、歌、ダンス、どれにでも当てはまることですが、自信のなさってお客さんに伝わっちゃうんですね。マネージャーさんが録ってくれたレッスン中の映像を見たら、それが全面に出ていて……あるとき、自信をもつことを第一にやってみたら「今日すごくいいよ」って褒められて、嬉しかったです。

――1日ひとり、11日間に渡り配役決定のSHOWROOM配信を行なう中で、8人のキャラクター配役が発表されました。厳しい質問になりますが、配役を得られなかったことは、どのように受け止められたのでしょうか。

涼花:私が6番目の配信で、それまでの子には全員配役があったので……。もし、11人の中で一番何もできない私に役があったとしたら、実はキャラクターは11人いて、全員に配役があるというサプライズがあるんじゃないかなって……思っちゃったんです。だから、ダメだったときはみんなに「11人でできなくて、ごめんね」って思いました。

高辻:配信が終わってから初めて現実に戻って「ああ、本当にダメだったんだな」と思いました。でも、長い目で見たら、役をいただけないのも当たり前のことですし、ここでへこたれて次のチャンスを逃すわけにはいかないと思いましたね。

武田:私は、せっかく自分の声を聞きにSHOWROOMに来てくれた方たちがいるんだから配役のことは忘れて楽しもうと思っていました。でもやっぱり、時間が経つにつれて心が痛くて……。

高辻:うん。皆さんのコメントを見ているのはつらかった。

武田:ね。でも、そのことがあったからこそ「悔しい、負けたくない」っていっそう頑張ろうと思えたんです。もしかしたら、自分の性格的にはよかったのかもしれません。

――さらに、初ライブイベントを客席で見守ることになりました。

高辻:私たちは集合時間も開演直前で、これはもうファン目線で見るべきなんだろうなって思いました。でも、客席からファンの方たちの声援を受けているメンバーを見ているうち「私たちって何なんだろう」って……アニメ化が発表された瞬間は、喜びと同時に「このプロジェクトは8人で進行していっちゃうんだな、置いていかれちゃったな」という気持ちも大きかったです。

武田:それまでも8人がダンスレッスンをしている写真が公式ツイッターに上がるのを見ては、悔しくて、ひとりで家の外を走っていたんです。だから、8人のステージを目に焼き付けて、その夜は思いきり走るつもりでした。でも、れったんの言うとおり「私たちって何なんだろう」って……。お客さんにバレちゃいけないから、息を殺して泣いていました。

高辻:3人が同じタイミングで泣き出したの、わかったよ。

涼花:私たちの席から一番よく見えるのが、るーりー(海乃るり)だったんです。サプライズの黒電話が鳴った瞬間、彼女がこっちを見て。アニメ化とデビューが発表になって、とっても嬉しいことのはずなのに悲しい顔をしたんですね。それでもう、私たちも泣いてしまって……。

――そこで、第3のサプライズである「11人でデビュー」が発表されました。名前が呼ばれてステージに上がったときはどんなお気持ちでしたか?

涼花:私たちが出られたことはもちろんなのですが、8人が喜んでくれたことが何より幸せでした。やっと、みんなでひとつのことができるんだって。

高辻:うん。忘れられてなかったと思えたし、本当に嬉しかったです。

武田:私たちはあの瞬間まで顔出しできなかったので、朗読劇イベントでもお客さんたちに直接感謝の気持ちを伝えられなかったんです。そのことがずっと悔しかったので、すごく嬉しかったのですが……心の準備ができていなかったので、皆さんの視線に怯えてしまったことを覚えています。

――デビューシングルには全員の歌唱による「11人が集まった理由」が収録されますね。

涼花:キャラクターがいただけるまで歌えないと思っていたので、ちゃんとメンバーとして見てもらえているんだって思えてうれしかったです。

高辻:8人がダンスレッスンする間、私たちは歌のレッスンをしていたんです。世に出る保証なんてないと思っていたけど、頑張ってきてよかったと思いました。

武田:11人の出会いがそのまま歌詞になっていて、秋元康先生の「答えは未来にある」ということばの意味が込められている曲だと感じました。

――「隠し玉」とも呼ばれる皆さんですが、SHOWROOM配信を通してファンの方たちにはどのような思いを抱かれていますか?

武田:私はたくさんの人を元気づけられるような人になりたくてオーディションを受けたので、SHOWROOMで皆さんに「元気になる」と言われると、私のほうこそ元気になってしまいます。ファンの方たちがいないと、私たちもいる意味がないんだろうなと思うばかりです。

涼花:ひとりしゃべりが苦手で、最初は本当にどうやっていけばいいんだろうと思っていました。でも、顔出しするようになって一番最初にやったひとりでの配信に、他のメンバーを推している方たちも来てくださって……皆さんの優しさにふれて、頑張ってひとりでもやっていこうって思うことができました。

高辻:顔もわからない相手を推すってなかなか難しいことだと思うのですが、その頃から応援してくださった方たちがいてくれて心強いです。声と気持ちだけで、こんなにたくさんの人にいろんなことを伝えられるんだという、声優として大切なことを教えていただきました。

――最後に、22/7になってよかったなと思うのはどんなときか教えてください。

涼花:「そんなこと悩んでどうするの」って言ってくれるメンバーがいること。どんな悩みも、宇宙の規模で考えたらちっぽけなことだって思えます。

武田:それ、私も最近すごく思う! 宇宙から見れば、私たちなんてアリより小さいんだぞ、って。女の子のグループってもっとバチバチしているのかなと思っていたけど(笑)、22/7は居心地がいいです。

涼花:うん。誰かが落ち込んでいるとき、ひとりは慰めて、ひとりは元気づけて、もうひとりはアドバイスをあげたり、お互いに足りない部分を補い合えるところが大好きです。

高辻:私は現状を変えるためにオーディションを受けたので、みんなと一緒に頑張る中で、望んだ自分になれていることを実感する日々です。支え合って、刺激し合って。きっと、運命に引き寄せられた11人だって信じています!

【取材・文/キツカワトモ、撮影/田上富實子】

【プロフィール】

●涼花萌(すずはな・もえ)/京都府出身。12月29日生まれ。趣味は鳥の情報集め

●高辻麗(たかつじ・うらら)/千葉県出身。4月9日生まれ。趣味はアニメ鑑賞

●武田愛奈(たけだ・あいな)/千葉県出身。3月5日生まれ。趣味は家具・インテリアショップに行くこと、ポイントカードのポイントを貯めること

22/7(ナナブンノニジュウニ)デビューシングル「僕は存在していなかった」

発売:9月20日(水)

価格:Type-A 税別1667円(CD+DVD+キャラクター全8種ランダム封入トレカ)

Type-B 税別1204円(CD+アーティスト全11種ランダム封入トレカ)

リンク:■22/7(ナナブンノニジュウニ)公式サイト

    ■22/7(ナナブンノニジュウニ)公式ツイッター