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壮大なネタバレ満載!?のトークイベントが開催!「劇場版総集編メイドインアビス」スタッフトーク

2019年01月23日 18:27配信
壮大なネタバレ満載!?のトークイベントが開催!「劇場版総集編メイドインアビス」スタッフトーク

左からプロデューサーの山下愼平さん、原作者のつくしあきひとさん、監督の小島正幸さん、美術監督の増山修さん

(C) 2017 つくしあきひと・竹書房/メイドインアビス製作委員会

1月4日(金)に上映がスタートした「劇場版総集編メイドインアビス【前編】旅立ちの夜明け」。そのスタッフトーク付き上映会が、1月11日(金)、東京・EJアニメシアター新宿にて開催されました。

この日登壇したのは、原作者のつくしあきひとさん、監督の小島正幸さん、美術監督の増山修さん、KADOKAWAプロデューサーの山下愼平さん。手がけたスタッフだからこその喜び、見どころを語ってくれた30分。その模様をお届けします。

司会役の山下さんに呼び込まれた3人に大きな拍手が届けられ、「この4人が揃うと壮絶なネタバレトークになりますが、制限しても面白くないので結構喋っちゃいます」と、山下さんからの前振りでトークはスタート。

今回の総集編が前編・後編の2本立てに決まった際の気持ちを聞かれた小島監督は、大変さより、「すごくホッとした」と意外な気持ちを吐露。「13話分を1本に収めようとすると大幅なカットをせざるを得ず、2本に分けられたことで、TVシリーズのイメージを壊さずにできました」と語り、冒頭にライザとトーカの新規カットが入ったことで、1本の映画として繋がったとも。

このシーンについて、つくしさんはどこにも描く機会がなければ同人誌でやろうかなと思っていたそうで、「白箱(関係者用映像)を見たときの喜びはすごかったですよ。声まである! お父さん喋ってる!!」と、嬉しさのあまり、勢い余ってさっそく壮大なネタバレをしてしまいました。

それでも「気にせず行きましょう(笑)」ということで、話題は同じく冒頭、大穴の街・オースの新規シーンへと。アビスの周辺にポツポツと家が建ち始め、町並みが生まれ、やがて今のオースへとなっていく光景です。

ここは、美術を指揮した増山さんの素晴らしい仕事。「オースの原点の風景、街が出来上がっていく過程を描けたのはすごく面白かった。この家はこうやって増築されて大きくなっていったのかな?とかを考えながら作っていくのは楽しかったです」とにこやかにコメント。つくしさんも「密度が出来上がっていく様が気持ち良いんですよ」と、印象的だったシーンとして挙げた、瞬き厳禁のポイントとなっています。

オーゼンとレグの対決シーンの作画ボリュームアップ、声を除く全ての音を新規録音などが明かされ、トークはいよいよあの話題へ。山下さんから「新作劇場版、制作決定しました!」と改めてお知らせがされると、会場からは盛大な拍手が湧き上がります。

総集編前編「旅立ちの夜明け」、後編「放浪する黄昏」、新作「深き魂の黎明」のタイトルは、3連作、時のワードを入れる形でつくしさんが考えたもので、ついに黎明卿ボンドルドの本格登場となります。

実はもう絵コンテは上がっているらしく、つくしさんはその内容に驚き、「自分が漫画を描いたことを忘れるくらい感動しました」と初見の印象を表しました。当然、新作は劇場用のフレームで作画をしているということで、今作以上の美麗な映像に期待が大きく膨らみます。

話が尽きない中、山下さんから「本当は、生オーディオコメンタリーのようなイベントをやりたかった」という発言が。2時間の映像に対し喋りっぱなしは難しいかもと断念したそうですが、「今のトーク感触なら全然いけそうなので検討してみます」という嬉しい展開に。こちらも実現が楽しみです。

エンディングでは、それぞれから携わってくれたスタッフ、ファンへの感謝が述べられ、最後につくしさんからの「ボンドルド編(新作劇場版)、期待していてください。絵コンテがとにかく面白かったので、どれだけ煽っても大丈夫な作品になります」という言葉で締めくくりに。裏話や注目シーンはもちろん、つくしさんの陽気な一面が見られるトークイベントでした。

後編の「放浪する黄昏」は、1月18日(金)より全国上映を開始。1月30日(水)にはEJアニメシアター新宿にて、【後編】放浪する黄昏のスタッフ生コメンタリー付き上映会を開催予定。また、劇場版上映を記念して、EJアニメシアター新宿、パセラ昭和通り館、マチ★アソビカフェ、兎座にて、「メイドインアビス」コラボを開催中!また、東京・新宿では謎解きゲームも開催中!開催期間や内容は公式サイトで確認!

【取材・文:鈴木康道】