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千本木彩花・畠中祐らが登壇!アニスタ「『甲鉄城のカバネリ』ドラマCDお渡し会」公式レポート

2019年02月18日 19:29配信
千本木彩花・畠中祐らが登壇!アニスタ「『甲鉄城のカバネリ』ドラマCDお渡し会」公式レポート

「『甲鉄城のカバネリ』ドラマCDお渡し会」より

茨城県つくば市に「WIT茨城スタジオ(仮称)」を開設予定のWIT STUDIOがリアルイベント『アニメスタジオミーティング(アニスタ)』を1月27日(日)、2月9日(土)、10日(日)に開催! 2月10日(日)のミーティングデーには秋葉原の「秋葉原エンタス」ならびに「ベルサール秋葉原」でステージイベントが開催され、そのレポートが到着しました。

2月10日(日)ミーティングデー・ベルサール秋葉原ステージの「『甲鉄城のカバネリ』ドラマCDお渡し会」には、無名役の千本木彩花さん、生駒役の畠中祐さん、荒木哲郎監督が登壇。お渡し会前には戸堀賢治さんの司会によるトークが行なわれた。

荒木監督、千本木さん、畠中さんが登壇して簡単な挨拶を行なうと、早速CDの内容についてのトークへ。荒木監督によればドラマCDのコンセプトは「『甲鉄城のカバネリ海門決戦』が重くてシリアスだからこそ、今回はキャラクターを見せようと思いました。ひたすらにくだらない内容です」とのことで、現場は収録もダビングも笑いにあふれていたようだ。ドラマCDは70分の大ボリュームで、もっと長く収録した内容をぎゅっとまとめて編集したとのことだ。

ドラマCDで吉備土の意外な一面が見えたという話題では、荒木監督が「個人的には吉備土役の佐藤(健輔)さんがすごくいい人である奥に勝手に狂気を感じていたので、いい人が反転した感じを描けたと思います」と冗談交じりに語っていた。

ここでスクリーンでは、今春公開予定の劇場アニメーション 『甲鉄城のカバネリ海門決戦』のティザームービー(60秒)が公開された。映像と作品について荒木監督は「PVを見てもわかる通り、無名を押す、彼女の魅力を最前面に押し出そうと作っています。ラブですよ。照れくさいんだけどそこに踏みこんで、しっかりど正面から描いているので、面白いと思いますよ」とコメント。無名の活躍に千本木さんも愛を感じた様子だった。

劇場版の音声収録では、まずは本番と同じ感覚で演じる仮アフレコが行なわれたという。畠中さんは音響監督の三間(雅文)さんから「まずは映画本編を(劇場版一本分を通して)つるっとお芝居します」と提案されて驚いたそうだ。千本木さんによればドラマCDでも通し収録をやったそうで、これがカバネリ流のようだが、千本木さんが通し収録をすごく楽しいと話していたのが印象的だ。荒木監督はその理由について、「一回声入りのリールを作って、去年の5月頃に関係者身近な人を集めての鑑賞会をやったんです。その感想を元にコンテを修正して、もう一度作り直しているんです。ピクサーであるとか、ハリウッドがやっている方式で一度作ってみたかったんです。シナリオ作りの時点でも、無名や生駒ならどう考えるか、(千本木さんと畠中さん)2人にも聞きながらシナリオを作っていきました。キャスト2人が魅力的で、無名と生駒は2人の魅力を反映して生まれた育ったキャラクターなので、無名たちのことは本人に聞けばいいと思っています」と語っていた。本人の意見が採用された例としては、「六根清浄」というフレーズがTVシリーズには繰り返し登場するのに劇場版では言っていないというアドバイス言葉から、本編シナリオに実際にそのフレーズが追加されたとのことだ。

千本木さんが「本当にどのキャラも役者本人にぴったりなので、みんなでひとつの劇団のようなあったかさがあります」と語ると、畠中さんも「不思議なぐらい、ただいまって言いたくなる現場なんです」と同意していた。アフレコ中に畠中さんが長台詞を失敗した時に声を出して本気で頭を抱えていたというエピソードでは、それだけ思い入れと熱量のある現場であることを畠中さんが語っていた。

お渡し会で配布されるドラマCDの聞きどころについて、畠中さんはゲーム『甲鉄城のカバネリ -乱-』から要、葉矢、千尋が登場することを紹介。「3人のシーンがすごくグッと来ました。全体としてはコメディなのでノンストップなテンポで進んでいくんですが、その3人のところでは違う時間が流れているので、掛け合いの空気感に注目してください」と語った。千本木さんが「ドラマCDはわちゃわちゃ感がいいのですが、今まで見えなかった彼ら彼女らの日常や生活、人柄が見えたと思います」と語ると、荒木監督は「それがやりたかったんです。生活のディティールや、そこで見える人間性ってあるよな、と思いました」と同意していた。

映画の見どころについて畠中さんが「無名がキュンキュンくるんですよ。女の子してる」と話すと、千本木さんは「(元から)女の子ですよ……?」と不満そうに圧をかけて会場を笑わせた。千本木さんが映画の収録が本当に大変で、無名としての気持ちがこもった内容であることを話すと、荒木監督は「三間さんと頑張って(千本木さんの演技を)追いこんだおかげで、最高のものをもらえました。無名がいいんですよ。元々無名を魅力的に描きたいと思って始めた作品ですが、本当にいいものになりました。劇場で実際に見てもらえれば、これを演じて収録するのは大変だっただろうと思ってもらえると思います」と千本木さんの頑張りを認めていた。本当に追いこまれたという千本木さんも、監督からの高評価にほっとしている様子だった。

トーク後は、壇上で3人から観客ひとりひとりにドラマCDが手渡された。限られた時間ではあったが、作品やキャラクターへの思いを伝える来場者と3人が笑顔で交流したのだった。