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止まらない脱線とアドリブに爆笑の嵐! アニメJAM「Rock Stage」レポート

2016年12月10日 21:16配信
止まらない脱線とアドリブに爆笑の嵐! アニメJAM「Rock Stage」レポート

12月10日の「Rock Stage」には「カードファイト!! ヴァンガードG」「KING OF PRIZM」「双星の陰陽師」「美男高校地球防衛部LOVE! LOVE!」「弱虫ペダル」キャスト総勢30名が参加しました

テレビ東京のアニメ作品が集結するイベント「アニメJAM」が12月10日(土)・11日(日)の2間、幕張メッセで開催されました。今回は10日の「Rock Stage」をレポートします。

開演前の諸注意には「夏目友人帳」の夏目貴志とニャンコ先生が登場。録り下ろしのナレーションが流れる豪華な前説で気持ちが高まったところで、オープニングライブの一番手、MAGIC OF LiFEが登場です。MAGIC OF LiFEが「弱虫ペダル」シリーズより「弱虫な炎」と「はじまりの日々」でメッセージ性の強い熱いライブを見せると、続けてA応Pが「おそ松さん」主題歌「全力バタンキュー」を披露。アイドルらしい振付の中に「シェー!」っぽい動きが入ってたりするのが楽しいです。まったく色の違うアーティストが共にオープニングを飾るのは、テレビ東京放送作品が集うアニメJAMならでは。

ステージオープニングには「カードファイト!! ヴァンガードG」「KING OF PRIZM by PrettyRhythm」「双星の陰陽師」「美男高校地球防衛部LOVE! LOVE!」「弱虫ペダル」キャストが全員集合してズラリと並びました。登場したキンプリチームが揃って「シン・無限ハグ」を決めたり、エア自転車に乗って登場した「弱虫ペダル」チームが物真似や声色を使って挨拶したりと、30人もいると挨拶だけでも大変かつ盛り上がります。

「KING OF PRIZM by PrettyRhythm」は、「エーデルローズはクリスマスイブも大騒ぎ!」というタイトルのリーディングライブを披露。応援上映のように、客席が合いの手を入れていくスタイルの朗読劇です。大和アレクサンダー役の武内駿輔さんのワイルドな台詞が会場に響くと、それだけで会場から歓声が上がります。プリズムジャンプでケーキを作るというブッとんだ展開はキンプリならではですが、声だけの演技とは思えないほどの熱くファンシーなバトルが繰り広げられました。

「美男高校地球防衛部LOVE! LOVE!」は超早口レコメンドと題して、2分の作品紹介原稿を4人合計1分で読み上げる企画コーナーにチャレンジ。白井さんが台本にないワードを読んだりした結果、アンカーの村上さんが超高速読み上げを強いられることに。あまりにも高速すぎて内容があまり客席に伝わらなかったことから、2周目は本来の尺で、表現力豊かに作品の魅力を伝えてくれました。河本さんと村上さんはVEPPerとしてライブも披露。番組ED「あなたは遥か一等星」で息の合ったきらびやかなステージングを見せました。

「カードファイト!! ヴァンガードG」のリーディングライブは「とあるカードキャピタルの一日」がタイトル。ですが榎木さんの軽いアドリブを呼び水に、岸尾だいすけさんのアドリブが暴走モードに入ります。「弱虫ペダル」や「双星の陰陽師」のキャラクターや設定が混線する展開に、出番が回ってきた愛美さんも、自分ものっかった方がいいのかな…?とかわいく動揺していたりも。後半ではU20チャンピオンシップに向けてライバル意識を燃やすクロノとシオンの熱いバトルを演じ、会場からは2人への声援が飛んでいました。ステージの締めにはラミーラビリンスのライブステージも! センターステージで歌うのは同作ED「Wing of Image」。シンメトリーな2人のどこまでも伸びるボーカルがサビで溶け合う様子は圧巻でした。

「双星の陰陽師」も作品の超早口レコメンドに挑戦しましたが、センターステージまでパリコレみたいに歩いて!とのMCの無茶振りに、芹澤さんと浪川さんが即座にモデル顔負けのウォーキングを見せたのが隠れたハイライト。ひとり10秒の読み上げの間にそれぞれが顔芸に走ったり漢字が読めなかったりする中、ラストの石川さんが真面目に一生懸命読んでいたのが印象的でした。2回目も一番手の花江さんからミュージカル風だったり、村瀬さんが意味ありげに花江さんに寄り添ったりと、「双星の陰陽師」チームはとにかくサービス精神旺盛でした。

リーディングライブの大トリは「弱虫ペダル」で、タイトルは「新生チーム発足! ハイケイデンス応援勝負」。総北の面々がロードレースの普及のために、イベントでレース中の応援についてのトークをしようとしていたら、そこに箱学や京伏の面々がやってきて…というストーリーです。ライバル校同士の決着をつけるべく、各校の応援に会場が参加。「アブ!」「キモ!」「ヒメ!」と各校らしさあふれる声援が飛び交いました。

「弱虫ペダル」ステージの盛り上がりのまま、夏代孝明さんが「ケイデンス」(「弱虫ペダル NEW GENERATION」OP)を熱唱すると、そのまま後半のライブパートへ。ステージに登場したオーイシマサヨシさんが「アニメJAMじゃなきゃダメみたい!」と叫んで「君じゃなきゃダメみたい」で会場を酔わせます。さらにステージにTom-H@ckさんが登場すれば、そこに現れたのはもちろん2人のユニット・OxT。「Go EXCEED!!」の歌い出しと共に、会場は「ダイヤのA」の青道高校ブルー一色に染まります。ミドルテンポの「BLOOM OF YOUTH」は会場は最初は聴き惚れ、最後にはクラップと共に音と会場がひとつになるような盛り上がりでした。

そして、イベント全体のラストを飾ったのが、この日の参加全チーム対抗のクイズ大会「アニメJAM2016 ROCK-STAR GRAND PRIX」。問題はもちろん各作品にちなんでいるのですが、各ステージがあまりにもアドリブやネタに走ったことで時間が大幅に押していて、あっという間に最終問題に。しかし、各チームの代表者がお題に沿って女の子をときめかせる台詞を言って、一番客席をときめかせた人が正解…という心にくい問題に会場も納得の様子です。

センターステージまで躍り出てアイドルのようなキュートさを振りまいた村瀬さん、オラオラ系と見せて下ネタに走った白井さんなども会場を盛り上げましたが、ラストに登場したキンプリチームの武内さんからは真打ちのオーラが。武内さんがダンディな外国人キャラでクレジットカードのCM風の台詞を決めると、会場は大歓声で彼を勝者に選んだのでした。

アドリブや脱線満載でMCのアメリカザリガニ柳原さんは大変そうでしたが、そのカオス感も含めてアニメJAMならではのイベントでした。【取材・文=中里キリ】

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