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初歌唱で光った涙。「ウマ娘」CDイベントが初出走!

2017年01月12日 06:00配信
初歌唱で光った涙。「ウマ娘」CDイベントが初出走!

「ウマ娘 プリティーダービー」のCD「STARTING GATE 01」発売記念イベントが1月8日(日)、東京・サイエンスホールで開催されました

「ウマ娘 プリティーダービー」のCD「STARTING GATE 01」発売記念イベントが1月8日(日)、東京・サイエンスホールで開催され、和氣あず未さん・高野麻里佳さん・Machicoさん・藤井ゆきよさん、そしてCygamesの石原章弘コンテンツプロデューサーが出演しました。今回は夜の部をレポートします。

イベントはテーマ曲「うまぴょい伝説」でスタート。イントロのファンファーレが本物の競馬場のように盛大に鳴り響きます。今やおなじみの「うまぴょい伝説」ですが、3人で歌うと個々の歌声の成分や個性の輪郭がよりはっきりします。会場のコールが最高潮に高まる中、歌い終えた3人が、まるでレース後のように息も荒くやりきった表情なのが印象的です。

歌の後は自己紹介とCDお買上げへの感謝から。途中からは藤井ゆきよさんと石原コンテンツプロデューサーが合流して、3人が着ているかわいい衣裳とウマ耳を藤井さんも着てみたら? たづなさんの秘書衣裳なら着てもいいかな? なんて話で盛り上がりました。

Webラジオ「ぱかラジッ!~ウマ娘広報部~」から出張の「さんれんたん!」コーナーは、優勝者に石原CPから「お年玉っぽいもの」が贈られるということで熱く盛り上がりました。商品の使いみちについてはMachicoさんがクリーナーが欲しい、高野さんがお肉が欲しいとワイワイ盛り上がる中、和氣さんが「タワーマンションが欲しい!」と宣言して会場をどよめかせました。

「さんれんたん!」とは、お題に対する解答3つの候補から、会場支持率の順位を当てるクイズです。1問目は「冬のイベントといえば? クリスマス/カウントダウン/冬コミ」というもの。1位はクリスマスで3人一致しましたが、2位は和氣さんとMachicoさんが冬コミ、高野さんがカウントダウンを選択しました。高野さんのコミケは夏もあるからという説はもっともでしたが、やはり客席の馴染みは冬コミのようで、Machicoさんと和氣さんが仲よく正解です。なお、和氣さんには今でもサンタさんのプレゼントが届くそうです。

2問目は「3人でウマのモノマネがウマいのは?」。実質、物まねで3人がやけどするための問題です。如実に和氣さんのテンションが下がる中、高野さんは「絶対に(Machicoさんは)上手そう」、Machicoさんと和氣さんは「まりんかは涼しい顔して、とんでもない演技を見せそう」とハードルを上げ合います。

ところがプレッシャー故か、持ち上げられた2人の演技は大爆死! Machicoさんは思い切りはよかったのですが、カウボーイをイメージしたにも関わらず「ヨーロレイヒー!」と何故かヨーデル風に叫んでしまったのが致命傷でした。

3人の中では物まね苦手と目された和氣さんが一番好評だったのですが、実は3人が解答準備中、石原CPが藤井先輩の見本が見たいと煽り、藤井さんが一番偉い人なら馬の物まねも上手いはずと逆襲する応酬がありました。そこで見本として藤井さんが物まねを披露したのですが、これがあまりにもウマすぎる! 藤井さんと石原CPも含めた5人で客席の評価を仰いだところ藤井さんに対する拍手が圧倒的で、その場のノリで藤井さんが優勝ということになりました。司会側でありながらキャストとして楽しく仲良くステージに参加して、無茶振りもどんと受け止める。「ウマ娘」ステージのキーマンは藤井さんかもしれません。

ライブパートでは、ウマ娘たちのソロ曲がライブ初披露されました。和氣さん演じるスペシャルウィークは主人公的な立ち位置ですが、「わたしの印は大本命◎」のステージは暖かく牧歌的で、ゆっくり散歩しながら見るもの全部が新鮮で楽しい、といった感じで、スペシャルウィークの人柄がとても良く伝わってきます。この曲では「だーいほーんめーい◎!」のフレーズに合わせ、指先で大きなハートを描いた後客席に向けて手のひらで押し出すのですが、和氣さんはこの振りを一緒にやってくれたら嬉しいとのことでした。

Machicoさんの「恋はダービー☆」は、歌声の弾み方から彼女が感じている楽しさがダイレクトに伝わってきます。客席のノリの良さも手伝って、Machicoさんも間奏のリズミカルなクラップや、会場にマイクを向けたりしながら会場をどんどん盛り上げます。「Lotta ta ta…」の大合唱や客席との掛け合いなど、一日の中でもステージが成長することを実感する楽曲でした。Machicoさんによればトレーナーさんの声で140倍の元気が出たそうです。

「ウマ娘」というコンテンツに一番可能性を感じたのは、高野さんの「Silent Star」でした。ステージでキャラソンを歌うのは初めてだという高野さんですが、ウィスパーボイスに心を込めて歌う姿にはひきこまれるものがあります。夜の部はちょっと歌声に吐息とかすれたようなニュアンスがあって、消えてしまいそうな儚さがありました。特にすごかったのが2番以降で、歌声から伝わってくる情感が昼間とは段違い。何がここまで訴えかけてくるのかと不思議に思ったほどでした。

それだけに歌の後のコメントで高野さんが涙を見せた時は、何か納得するものがありました。初めてのひとりでの歌唱のあとで2人が戻ってくる安心感などもあったようですが、サイレンススズカというキャラクターと楽曲にそれだけ強い想いがあるのなら、その想いが込められた物語を早く体験してみたいと思わされました。

パフォーマンスの向こうに想いや感情が見えるステージは人の心を動かすことを、改めて感じたイベントでした。石原CPによれば「ウマ娘 プリティーダービー」はゲームとしてしっかりと作りこんだ、質・量ともに充実した作品になるとのことです。キャストの皆さんも(まだ公開されていない)映像を大絶賛していたので、ゲームとしての「ウマ娘」にも大いに期待したいところです。【取材・文=中里キリ】

<セットリスト>

m01,うまぴょい伝説

-出張版さんれんたん!-

m02,わたしの印は大本命◎

m03,恋はダービー☆

m04,Silent Star

M05,Fanfare for Future!