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3月4日(土)から全国で好評公開中の、テレビアニメ「プリパラ」の劇場版第4弾「劇場版プリパラ み~んなでかがやけ!キラリン☆スターライブ!」。今回は、主人公の真中らぁらを始めとするアイドルたちが、宇宙ならぬ“ぷちゅう”の惑星を巡ってぷちゅうじんにプリパラの素晴らしさを伝えるという、これまで作品にも増して謎の多い内容になっています。
また、テレビアニメ「プリパラ」3rdシーズンは3月を持ってひと区切り、4月からは「アイドルタイムプリパラ」へとリニューアルされます。
そこで、主要キャラクターを演じる声優アイドルユニット・i☆Risのメンバーに、劇場版第3弾と合わせて、これまでの「プリパラ」などについても伺ってみました。
――映画劇場版プリパラ「み~んなでかがやけ!キラリン☆スターライブ!」の見どころを教えてください。
茜屋日海夏:前作(「映画プリパラ み~んなのあこがれ♪レッツゴー☆プリパリ」)は世界各地に各キャラクターが飛び出していきましたけど、今回はぷちゅうのいろんな星に行きます。宇宙ではなく“ぷちゅう”です(笑)。この1年で「プリパラ」もキャラクターがたくさん増えましたが、各星ごとに各キャラクターが輝くところがあって、もちろんライブシーンもたくさんあって、本当に「み~んなでかがやけ!キラリン☆スターライブ!」というタイトルどおりですね。どのチームを推している人でも最後まで楽しめる作品だと思います。
芹澤 優:今回は原点回帰、というわけではないですけど、SoLaMi♥SMILEがフィーチャーされている印象があります。本編ではそふぃが頑張っていて、らぁらとみれぃには個々にルートがあって。
――みれぃのルートがあるというのが意外です。どんなルートなのでしょうか?
芹澤:みんなが今まで観たかったものをお見せします。なんとですね……みれぃが「ぷりぷり」しないです。ご期待ください!
久保田未夢:私はルートがないのが最初はちょっとショックでしたけど…普通、らぁら、みれぃと来たらSoLaMi♥SMILEの3人だと思うじゃないですか(笑)。でも、そふぃに関しては、個人的に待望だった出来事がひとつ実現したので、そふぃとしても私としても嬉しい内容です。ぜひ本編でチェックしてください。
若井友希:DressingPaféの3人は来年に期待!
澁谷梓希:来年あるのかな(笑)。
――DressingPafeDressingPaféの3人は、こんなルートが観てみたかったとかありますか?
山北早紀:メンバーが全員男だったら、というのは観てみたいかも。
茜屋:気になる!
若井:うち(レオナ)は最初から男だよ!
芹澤:残り2人も男っぽい性格だから、何も変わらなさそう(笑)。
――「プリパラ」はカオスさも魅力ですが、今回はどうでしょう?
若井:ハイパーカオスです! すごい展開が、畳み掛けるようにやってきます。
芹澤:最後の最後までカオスだよね。
若井:森脇総監督が輝いています。「さすが森脇さん」という感じで。
茜屋:エンディングもある意味カオスで、終始カオス。「これぞ『プリパラ』」という。
澁谷:観終わったら疲れていそう…。
――皆さんは「プリティー」シリーズでお馴染みになって、今回もあるであろうおうえん上映の様子を見た経験があると思いますが、どのような印象ですか?
若井:合いの手だけでなく、上映中にずっと応援してくれてすごいと思いました。(最初に表示される)「タカラトミーアーツ」とかまで言ってくれて。
芹澤:こんなに大人数で「エイベックス・ピクチャーズ!」って言っているの、初めて観たよ、と驚きました。
若井:あの文化を映画館に定着させたのは「プリティー」シリーズの貢献度が大きいと思うので、ちょっとドヤれますね(笑)。
茜屋:ニュースで、いろんなお姉さんが「本当に元気になれる」と言っているのを観まして。おうえん上映の力は本当にすごいですよね。
久保田:近くに同士がいて、一緒に盛り上がれるというのがオタク心をくすぐってくれるのかもしれません。家でアニメを観ていると声が出ている時ってありますけど、映画館では普通は喋れないじゃないですか。そんなふとした思いを共有できるというのがハッピーというか、「みんなで言っているんだから」と自信がつくというか。そこが熱いんですよ。
澁谷:オタクの久保田が言うんだから間違いない(笑)。
――今回の作品はぷちゅう人にプリパラの素晴らしさを伝えるという内容です。もし現実にぷちゅう人が現れたとして、アニメ「プリパラ」の素晴らしさを伝えるために何話を観せたいですか?
澁谷:(即答で)100話!(「テンション100MAXだよ!」)
芹澤:自己主張(笑)。
一同:やだ~(笑)。
澁谷:100話を観れば、「プリパラ」というかドロシーのよさがすべてわかるので観てほしいです。
若井:37話(「奇跡よ起これ!ミラクルライブ」)かな。ファルルが「Make it!」で目覚めるシーンなら、ライブのよさが伝わると思うので。
芹澤:私は1話(「アイドル始めちゃいました!」)で。
久保田:私も!「1話を観て好きになったら、続きを観てください」ということで。
澁谷:どんなサービスでも、大体1話は無料で観れますからね(笑)。
山北:私はプリミュ(ライブミュージカル「プリパラ」み~んなにとどけ!プリズム☆ボイス)。あれを観ればわかりますよ(笑)。
茜屋:私もプリミュかな。「プリパラ」と言えば、というものがきちんと要約されていますからね。
――最後に「プリパラ」が4月から「アイドルタイムプリパラ」へとリニューアルしますが、現時点でどんな印象か教えてください。
山北:未知。
澁谷:まったくわからない…。「らぁら、頑張ってください」くらいですね。何もわからな過ぎて、私達が教えてほしいくらいです。
久保田:ひとつ願望を言うなら、あのキービジュアルの衣装を作ってほしいですね(笑)。
芹澤:私は、らぁらがヒロインをやり続けてくれることで安心感はあるかな。もし、私たちの出番が少なくなっても、らぁらがみんなの気持ちを引き継いでくれたら、きっと「アイドルタイムプリパラ」も、いい作品になると思います。
茜屋:わかりました(笑)。W主人公体制になって新しい世代に「プリパラ」を伝えていくことになるので、みんなの気持ちを背負いつつまた1年頑張っていきます。【取材・文=はるのおと】