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現在放送中のアニメ「見える子ちゃん」。泉朝樹さんによるマンガを原作とした本作は、化け物が見えてしまう女子高生・みこが主人公のホラーコメディです。WebNewtypeではその四谷みこを演じる雨宮天さんとメインキャラクターのキャストによる対談を実施中。みこの親友・百合川ハナ役の本渡楓さんとの対談の最後は、過去の怖い体験について語ってもらいました。
――今回はホラー要素の強い「見える子ちゃん」にちなんで、それぞれ過去の怖い体験をお聞かせください。まず本渡さんは?
本渡 私は霊感がなくてこれまで心霊体験がなく、金縛りにあった母を茶化していたくらいなんです。でもつい先日、初めて金縛りにあったんですよ。「お布団に入って寝るか」ってなったところで動けなくなって。しかも「見える子ちゃん」のアフレコが始まる前後で。
雨宮 よりによって。
本渡 その時は金縛りだと思っていたんですけど、今振り返ると夢だったのかなと不思議な気持ちになるんです……でも金縛りにあってる時は本当に人が乗っている気がしたんですよね。滅茶苦茶怖かったですけど、しばらくしたらパッと動けるようになって。それがその日だけで2回あったんですよね。
雨宮 えー!
――ちなみにそれは本作のアフレコ前に行なったというお祓い前ですか、それともお祓い後ですか?
本渡 どっちだったかな……あ、お祓い前です。そうしておかないと、お祓いの効きめがないことになっちゃう。
雨宮 (笑)。私も金縛りはよくあいます。最近はないけど、1年前くらいまでは月に数回。
本渡 常連じゃないですか! 金縛りにあってる時は怖いものがその場にいる感じとかありました?
雨宮 お化けがいるとかいうよりは、金縛りにあう直前まで見ていた夢と混ざっている感覚です。例えば人からボールをぶつけられまくる夢を見た時に、そのボールをぶつけられる音が聞こえながら動けない、みたいな。で、そういう時はとりあえず首から動かすんですよ。首が動けばあとは動けるようになるので。
本渡 慣れてますね(笑)。わかりました、首からですね。
――全然怖くはないんですね。
雨宮 私の場合は脳の覚醒に体が追いついてないのが原因だとわかっているので、怖くないです。
――そんな雨宮さんの怖い経験は?
雨宮 基本的には心霊体験はないです。あえて挙げるなら小5くらいの時かな……夜に母と一緒にご飯を食べに行ってたんですけど、私が先に帰ったんです。20時くらいでした。帰り道は人通りが少なくて、そこからさらに細い脇道に入ったんですよ。そこにモヤモヤって煙が上がっていて。その奥にはマンションがあって明かりがあるから煙なんてはっきり見えるはずないのに。その時はお化けかもしれないと思って全速力で逃げましたね。
本渡 細い道ってのがまた怖い。
雨宮 しかもその奥にあるマンションが古くって。それがきれいなマンションだったらまだ怖さも薄れるのに! それが私の唯一の心霊体験です。
――細い道は怖いですね。数珠を持って入っても弾けるかもしれませんし。
雨宮 弾けたら怖いですからね(笑)。本物がいるに決まってます。
――このやり取りについては第3話を観ていただくとして……最後にその第3話の見どころを教えてください。
本渡 痒がるやつが出る話だ。「痒い」ってすごいですよね。改めて聞くとこんなに不気味な言葉はなかなかないですよ。「どこが?」「どうして?」とか色々と想像させられちゃって……。
雨宮 確かに。私はこの話だと、新たに登場する霊能者のゴッドマザーに注目して欲しいですね。でもこのままいくと、ゴッドマザーは今後アニメで活躍しなさそうなんですよ。
本渡 そうですね。
雨宮 このマザー周りの話は結構泣かされました。だから第3話を観て気になった人は、ぜひ原作を読んでほしいです。