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3月25日(土)・26日(日)、東京ビッグサイトで開催された日本最大級のアニメイベント「AnimeJapan 2017」。25日のGREENステージで、テレビアニメ「アイドルマスター シンデレラガールズ劇場」スペシャルトーク!が行われました。
ステージには、大橋彩香さん(島村卯月役)、長島光那さん(上条春菜役)、花守ゆみりさん(佐藤心役)、金子有希さん(高森藍子役)、高田憂希さん(依田芳乃役)、まんきゅう監督が登壇。大橋さん以外の出演者は伏せられていたため、ファンにとってサプライズ的な登場となりました。
まずはキャスト陣が登壇して、5月よりスタートするツアー「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 5thLIVE TOUR」の話題に。高田さんや金子さんは地元凱旋となる福岡公演に出演、長島さんも親戚の関係でよく行っていたという静岡公演に出演するのが嬉しいと笑顔をみせます。花守さんは「シンデレラガールズ」のライブに初登場ということで「私のはぁともドキドキしてる」とキャラを絡めた言い方で気持ちを表現していました。
さらにまんきゅう監督も加わり、テレビアニメに関するキャストからのさまざまな質問に監督が答えてくれました。
何人ぐらいのアイドルが出るのかという質問には「40〜50人は出したい」と期待の言葉が飛び出します。「アイドルを愛でるアニメ」「とにかく最高にかわいいアニメ」を目指しているとのことで、キャストたちも「顔の筋肉がゆるむぐらい、かわいかった!」と絶賛。また、監督10年目でついにテレビアニメをやらせてもらったそうで、今まで培ってきたものをすべて注ぎ込んでいると自信をのぞかせていました。
エンディングについても話題がおよび、まんきゅう監督作品である「ぷちます!-プチ・アイドルマスター-」と同じように、4月、5月、6月でテーマの異なるエンディング曲が用意されているとのこと。振り付けや衣装も監督がこだわって作ったと話していました。
なお、本作は5分というショートアニメなので当然“尺”の問題も出てきますが、まんきゅう監督いわく、「(口調がゆっくりな)芳乃や藍子はショートアニメキラー」。予想以上にゆっくりしていて、考えていたセリフが半分しか入らなかったこともあったそうです。それゆえ、芳乃の話を切ってくれる心とは良いコンビだとも評していました。
続いては、実際のアニメの設定画を紹介。キャスト4人が演じるアイドルの設定画が映し出されると、そのかわいさにみんなメロメロ。高田さんは体をバタバタさせてしまうほどの興奮ぶりでした。
イラストだけでなく、例えば心であれば「手のお芝居をたくさんつけるようにしている」、春菜は「描いていると(メガネに)一途で素敵なキャラクターだと思える」といったこだわりや感想も監督が言及。その一方で、藍子は「いてくれると安心するキャラクター」と個性的なキャラの中で癒やしになっていることや、卯月は「安心感があり、ずっと見ていて飽きない」とも話していました。
そんなキャラクターたちですが、本作ではこれまであまり見たことのないタッチで描かれることもあるそうで、新たな一面にも期待です。
TVアニメを盛り上げるべく、4月4日(火)からはWeb番組「シンデレラガールズ小劇場」がスタート。月1回更新で出演者は毎回変更とのこと。
また、アニメの放送に合わせてゲーム内では毎週テレビ版とは異なるスペシャルアニメを配信。こちらはアイドル個人をフィーチャーしていて、スマホで見るとあたかも対面しているようでニヤニヤしてしまうそうです。
さらに、アニメのPVもこのステージで初公開。短い中にもデフォルメしたかわいさや、アイドルたちの表情豊かな姿がぎっしり詰まっていて期待が高まる内容となっていました。ちなみに、BGMで流れていたのは4月のエンディング曲「キラッ☆満開スマイル」。大橋さんは、お花見っぽい曲で合いの手もいっぱい入っているので聴いてほしいと話していました。
最後に出演者からひと言ずつ挨拶があり本ステージは終了。最高にかわいくて、最高に癒やしとなるアイドルたちが登場するテレビアニメ「シンデレラガールズ劇場」は4月4日(火)よりTOKYO MX、BS11、サガテレビで放送中です。【取材・文=千葉研一】