「SELECTION PROJECT」TVアニメ完走記念 美山鈴音役　矢野妃菜喜インタビュー！ 「9-tieの大切な仲間、そしてチアーズの皆さんに出会えて本当にうれしい」

第７回「SELECTION PROJECT」本選全員脱落後の“セルフアイドルプロジェクト”から誕生した「9-tie」が起こした奇跡――。彼女たちの軌跡をキャストとともに振り返る。美山鈴音役矢野妃菜喜はあのとき何を思っていたのか？

――涙と汗を流し、ぶつかり合いつつも９人で乗り越えてきた本選オーディションを振り返って、一次審査と二次審査はどのように厳しかったですか？

矢野　一次審査は、急に出会った人とユニットを組まなければいけない……というのは大変ですよね。そもそもどんな人かもあまりわからないしひとりひとりやりたい方向性も違うかもしれないし……と厳しいと思う部分をあげるとキリがないですね（笑）。鈴音はかなり真っすぐで人懐っこいのでグイグイと頑張ろうよといけるのはすごいし私ではできないなと思います。私だったら気を遣って、あのえっと……みたいになっちゃいそうですね……。無事通過したことより、私は２人がステージを通してことばではない何かで通じ合っていたことに安心した覚えがあります（笑）。なんとなく２人は大丈夫という謎の自信があったからですかね。

――三次審査の内容とその結果９人が下した判断について、ご自身の考えをお聞かせください。

矢野　最初は「ひどいよー！」と思いましたね。でも確かに仲よしこよしする場ではなくオーディションという戦いの場ではあるので、それを再確認させられた気はしました。ですがそもそも鈴音はライバル！というよりもみんなで頑張りたいという性格だったので、演じている時はそこにブレはなかったです。天沢灯ちゃんや玲那ちゃんのことが大きかったのもあって余計にそこに関しての心情の変化はありませんでした。私は正直、元々もっとバチバチしている関係だったら、誰かに投票する選択をしたと思います。でもあそこまでみんなできずなを深めたあとだったら……確かにわかりませんね。本当にそれぞれが覚悟を決めての投票だったと思います。遊びじゃない。仲よしこよしじゃない。だからこその決断で、そこにすごくきずなを感じましたね。

――改めて９人そろって路上から再出発したメンバーたちに送りたい「エール」は？

矢野　みんな覚悟を決めて再出発したと思うので、とにかく自分たちを信じて、仲間を信じて頑張ってほしいですね。とにかくやれることだけはやって後悔しないように頑張れー!！とは言いつつ彼女たちを見ていたらそんな心配もなさそうで頼もしいですね。

――「SELECTION PROJECT」という作品に参加した感想、またリアルライブ出演への期待を含め、ファンへメッセージをお願いします。

矢野　「セレプロ」はアイドルをめざす少女たちのお話ですが、すごくハラハラするまさに「リアリティショー」だなと思います。私も台本を読むたびにドキドキしてどうなっちゃうの…!?と思っていたので、皆さんと共有できてすごくうれしいです。鈴音を通して知らなかったことに気づけたり、9-tieの大切な仲間、そしてチアーズの皆さんに出会えて本当にうれしいです。その大切にしてきたものをライブで集結できるのが今から本当に楽しみです！　絶賛みんなでライブに向けて頑張っているので楽しみにしててくださいね！