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アニメ×アプリゲーム×フットサルイベントで、本気男子を応援する新型メディアミックスプロジェクト「フットサルボーイズ!!!!!」。Newtypeでは注目せずにいられない素敵チーム「アーダルベルト学院」応援プロジェクトを実施中です。月刊ニュータイプ2月号に掲載したコメントのフルバージョンをお届けする第3弾は、情報収集を得意とする謎めいた参謀、知的な眼鏡キャラでもあるアラ(サイドハーフ)久我巧生役・村上聡さんです。
――巧生の性格をひと言で表し、その解説をお願いします。
村上 「狡猾な男」。他校の情報を集めて、それをチームの戦術に昇華していくという、情報を武器にした選手なんです。彼自身の謎も多く、チームメイトにすらあまり自分のことを語らないんです。そういったところから、狡猾なイメージがありますね。
――眼鏡をかけていて、知的なイメージありますよね。
村上 そうですね、数字に強いという設定もありますし(笑)。眼鏡キャラは桃実高校の相庭京介くんがいるんですけど、巧生においては特に内に秘めたものがあるところが魅力じゃないかと思っています。 巧生のあまり語らない裏の部分は、チームメイトでもルイしか勘づいていないんですよ。ルイ以外には、巧生がどういうことをしているのか、何を考えているのか、まったく知られていないんです。隠し通しているミステリアスなところが魅力的です。
――ミステリアスな巧生くんとご自身の近いところと遠いところを教えてください。
村上 近いところでいうと、情報を集めるところ。「当たって砕けろ」ができない性格なので、新しいことを始める際には、ネットで情報を集めたり、自分の目で見てみたりするんです。まず知ろうとするところは、巧生といちばん近いかなと思います。いちばん遠いところは、巧生はウソを隠すのがうまいのですが、僕は全然隠せないんですよ(笑)。友達にサプライズを仕掛けようと思っても、表情や声色ですぐにバレてしまうんです。なので、ここまで自分の本心を悟られずにいられるのは尊敬しますね。
――情報収集だけでなく、知的な雰囲気も共通点ですね。
村上 知的かな?(笑) でも、頭を使うのは好きですね。巧生の特技のチェスや将棋も好きですし、頭を使うゲームは自分のなかでは得意だと思っています。セリフもモノローグが多いので、考えごとをするシーンは演じやすかったです。
――でも村上さんはバレバレキャラ、と。ギャップがいいですね(笑)。
村上 バレバレだけど、いろんなことを考えています(笑)。何か隠さなければいけない場面になったら、悟られないように無口になっちゃうと思います。でも顔色でバレるんでしょうね(笑)。
――アプリゲーム、ボイスドラマを経て、テレビアニメが始まりました。村上さんが思うアニメの魅力を教えてください。
村上 ひと言では言い表わせないくらい、たくさんの魅力があります。僕のなかでいちばんの魅力だと思う点は、アプリゲームではあまり伝わらない試合のシーンです。パスを出して、それを受けて、シュートする、という流れが、アニメーションでは試合を通して見られます。スポーツを題材にしたアニメとしては、熱量や選手たちのコンビネーション、チームワークなどがもっとみなさんに伝わるんじゃないかと思うので、そこに注目していただきたいです。
――アーダルベルトとしての魅力はいかがでしょう?
村上 アーダルベルトは長い歴史がある強豪校で、それを誇りとしてピッチに立つ彼らはかっこいいですし、個性豊かなんですよね。どのチームも個性的なんですけど、僕の演じる巧生は情報を武器にしているし、キャプテンの樫良木ルイは本当に熱い男で、勝つためにもっともっと強くなろうと努力をしている。そんなルイを支える幼なじみの結城心。花山院快斗と京極聖の2人は幼なじみで、誰にも負けないコンビネーションを見せてくれるし、二葉ともえは身体能力が高く、フットサル初心者なのにアーダルベルトのレギュラーになれた。そういった個性豊かなメンバーが一丸となって大会に臨むんです。強豪だからといって他校を侮ることなく、ひとつの試合を全力でプレーする熱量がアーダルベルトの魅力だと思います。本当にかっこいいです。あとは……お金持ちなところとか、みんな言いそう(笑)。峯くん(峯田大夢)言ってませんでしたか?
――峯田さんはご自身との相違点で「お金持ち」を挙げていました。
村上 そっちか!(笑) 日本一を目指すアーダルベルトの青春がアニメを通して見られると思うので、注目していただきたいです。
――リアルでもフットサルをなさっていて、練習の手応えはいかがでしょう?
村上 練習を始めて2年くらい経つのですが、僕は初心者からのスタートなんです。新井くんと馬場くんが経験者として参加していて、この2人が本当に引っ張ってくれています。また峯くんが自主練に誘ってくれるので、やり始めた頃よりは上達したかな、と思っています。また合同練習として、他のチームのキャストの方々とプレーをさせていただくことがあるんですけど、それが本当に刺激になるんですよ。自分ももっともっとうまくなりたい、頑張らなきゃ、という思いになります。今後も試合イベントが行なわれていくと思うので、得点源となれるように努力したいです。
【撮影:武田真由子、取材・文:垳田はるよ】