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アニメ×アプリゲーム×フットサルイベントで、本気男子を応援する新型メディアミックスプロジェクト「フットサルボーイズ!!!!!」。ニュータイプでは注目せずにいられない素敵チーム「アーダルベルト学院」応援隊長プロジェクトを実施中です。月刊ニュータイプ2月号に掲載したコメントのフルバージョンをお届けする企画もついに最終回。ヒーロー・シリウスに憧れてフットサルを始めた二葉ともえ役・山本智哉さんの登場です。「めっちゃ緊張してます」という山本さんの自己申告からインタビューは始まりました。
――ともえの性格をひと言で表し、その解説をお願いします。
山本 ともえくんはひと言で言うと「努力家」かな、と思います。シリウスという今園彩人さん(天ノ川学園/CAST 森永彩斗)が演じていたヒーローにあこがれて今まで生きてきて、その彩人くんがフットサルを始めたから自分もやることにしたし、いっしょのコートに立ちたいという思いも強いんです。そのために、練習も頑張るし、自分にもできることがあるんじゃないかと考え、みんなの役に立ちたいという思いも芽ばえてきました。いろんなことを吸収していく真っすぐで努力家な男の子で、そこが魅力だと思います。
――ともえくんと、近いなと感じるところと、遠いところをそれぞれ教えてください。
山本 近いところは、ともえくんって対人関係ですぐにテンパってしまうところがあるんです。僕も結構そういうところがあって(笑)。さっきからずっと緊張してるし、あがり症なところが似てると思ってます。でも明るく見せたいという気持ちがともえくんにはあるので、僕もそれを取り入れようと思って、今は平静を装いながら話しています(笑)。遠いところは、みんな言ってると思うけど、「財力」。アーダルベルトといえば、財力というイメージがあると思うので、そこがいちばん遠いかな、と。あともうひとつ、ともえくんは何でもできる子なんですよ。運動神経がとってもよくて、飲み込みも早い。僕は運動に触れてきた経験があまりないので、そこも今はまだ遠いかな。「遠いのは財力だけ」と言えるように、近づいていきたいです。
――ともえくんを演じるにあたっての役作りや、気をつけていることなどを教えてください。
山本 しゃべり口調は、テンパってどもってしまったりするんですけど、思っていることを相手に伝えたいという気持ちはすごくある子なので、芯を強くする、という感じで演じています。
――アプリゲーム、ボイスドラマを経て、テレビアニメが始まりました。山本さんが思うアニメの魅力を教えてください。
山本 試合のシーンがあるんですけど、アニメならではの表現で、スポーツの中にある刹那、みたいなものが描かれているんです。アングルの切り替えやスローモーションが効果的に使われて、手に汗を握る展開になっていて、そこがいちばんの見どころだと思います。
――アーダルベルト的見どころはいがかでしょう?
山本 アーダルベルトの選手たちは、みんな個性的だと思うんですけど、ルイの「負けは許されない」というスタンスをみんな受け取っていて、勝利に向かう気持ちはひとつなんです。ともえくんもベンチでは緊張して慌てているけど、コートに立つと「やらなきゃ!」となったり、セイとカイも「今日はやりたくないなー」「頑張ってよセイ」なんて会話をしているのに、試合になるとガラッと変わるんです。そういったオンとオフの差が見どころだと思います。
――リアルでも2年くらいフットサルの練習なさっているそうで、手応えはいかがですか?
山本 僕自身のスポーツ経験が浅くて、もしできなかったらどうしよう、足を引っ張ったらどうしよう、という気持ちは今もあるんですけど、そういうときに、チームのみんなやコーチが、戦術を教えてくれるので、毎回得るものがすごく多いです。練習が終わったあとは反省することばかりで、楽しい気持ちもあるんですけど、今はまだ「悔しい」のほうが大きいんです。仲間から「ナイス!」って言ってもらえたり、見ている方々に「今のはよかった」と思ってもらえるように、もっともっと頑張らなければと思っています。
――チームワークはいかがですか?
山本 大胆なプレーよりも、慎重にパスを通す練習をしています。また、ミスしてもいいから挑戦していこう、という雰囲気もあって、毎回明るく楽しく練習しています。経験者の方からしたらもどかしいところもあると思うんですけど、期待に応えることでチームワークがもっと高まるかな、と思うんですよね。
――緊張しているとは思えない素敵なコメントをありがとうございました。
山本 そうですか!? ちゃんとしゃべれていたならよかったです。でも、実は今も手が震えてます(笑)。
【撮影:武田真由子、取材・文:垳田はるよ】