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これまで数多くのアニメ作品や吹き替え、ナレーション等で活躍してきた「声優界のレジェンド」森功至さん・池田秀一さん・潘恵子さんによるスペシャルトークショー「Talk~声のお仕事~ part1」が5月4日(金・祝)、東京・サントリーホール/ブルーローズ(小ホール)で開催されます。
意外にもイベントでの共演はした記憶がないという3人の口からどんなトークが繰り広げられるのか? 本番をを直前に控えた森さん、池田さん、潘さんに話をうかがいました。
――今回の企画はどういう経緯で生まれたのですか?
森:秀ちゃん(池田さん)と恵子ちゃん(潘さん)が立てた企画に僕が乗っかった、という表現が正しいかな。
潘:大阪に『銀河英雄伝説』という作品の大ファンで始めた『海鷲』というカフェ&バーがあり、そこの店主さんと一緒に食事をしていたときに、なんとなく決まった企画です(笑)。
池田:飲みながら話していると、えてしてそういう面白い話が持ち上がってくるものなんだよね。
森:僕はその場にいなかったのですが、のちに「トークショー、やらない?」声をかけていただいた次第です。
――みなさん、お酒がお好きだという話をよく聞きます。
潘:私、お酒は元々全然飲めかったんです。娘(潘めぐみさん)が修学旅行で家にいなかったとき、池田さんに誘われて夜通し飲んだことがあるのですが、お酒は最初の一杯だけでしたから。
池田:気がついたら朝の通勤ラッシュだったね。
潘:そんな私も、いつの間にかおふたりに匹敵するくらい飲むことができるようになってしまいましたが(笑)。
池田:シャンパンとか頼むようになって……生意気なんだよ(笑)。
潘:そう言えば思いだしたんだけど、娘(潘めぐみさん)を連れて行ったときに、池田さんが「今度はどんな人に会えるかな」とおっしゃったのがすごく印象的でした。レギュラーで毎週やるようなお仕事が少なくなってきたこともあり、一度会ったら長いこと会えない人もたくさんいるんです。最近は向こうのほうから「会いたい」と言ってくださる方がたくさんいらっしゃるので、うれしいですね。
池田:でも森さんは朝が早いし、中々一緒に飲む時間も取れないよね。
森:早朝からの仕事だから仕方ないけど……。
池田:朝は何時に起きてるの?
森:午前2時だよ。
池田:それ、僕にとっては「まだまだこれから!」って時間帯だよ(笑)。
――トークショーでは、どんなことをしてみたいとお考えですか?
潘:この前テレビでやっていたのですが、「箱の中身はなんだろな」をやってみたいです!
森:客席から男性のファンを何人か呼んで、秀ちゃんとシャッフルして、「さて、秀ちゃんは何番でしょう?」みたいな企画は?
潘:それは名案ですね! でしたら、私と女性客で「私は何番でしょう?」もやりましょう。それを池田さんに当ててもらうとか。
池田:おいおい、巻き込まないでよ……(苦笑)。
森:事前に来場者のみなさんから質問を受け付けるのもいいかもね。採用者には我々3人のサインが入った色紙をプレゼントするとか。そんな感じで、ただ我々が一方的に話をするのではなく、来てくださったファンと双方向に楽しむことができるようなトークイベントにしたいと思っていますので、よろしくお願いします!
池田:お待ちしています。
(取材協力:サントリーホール)
取材・文:佐伯敦史