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2019年1月24日(木)まで新宿ピカデリーにて開催中の、歴代マクロス劇場版7作品を最上級のスピーカーを用いて一挙〝爆音〟上映する「マクロス爆音映画祭」。その舞台挨拶が、1月13日(日)に行なわれました。
登壇者は『マクロスΔ』でカナメ・バッカニア役を演じる安野希世乃さん。「劇場版マクロスΔ 激情のワルキューレ」が上映された直後、爆音による音楽と盛り上がったストーリーの熱気が冷めやらぬ中の登壇に、客席からの盛大な拍手で迎えられました。
〝爆音〟上映で用いられた巨大なスピーカーを背に、今回の映画祭にふさわしい元気いっぱいのキャラクターで舞台挨拶に臨んだ安野さん。会場に集まったファンに、今回のイベントをサポートするアプリゲーム「歌マクロス スマホDeカルチャー」の腕前を尋ねたり、1月15日に発足する自身のオフィシャルファンクラブ「安野希世乃 OFFICIAL GLOBAL FANCLUB 安野家。~Welcome to Kiyonon’s Home~」について告知したりと、楽しいやりとりをしていました。今回のイベントで彼女のパワフルな魅力に惹かれた人も多そうです。
話題は今回の映画祭で上映される「マクロス」作品についての解説に続いて、2018年の「マクロスΔ」の活動についての振り返りに。1月に開催された東京スカイツリーとのコラボイベント「マクロス BLUE MOON SHOW CASE IN TOKYO SKYTREE」を皮切りに、1年間を通じてほぼ休みなく毎月何らかのイベントの開催やBlu-ray&DVDの発売が行なわれたりと、大忙しの1年を過ごした安野さん。
なかでも2月に開催されたワルキューレ3rdライブ「ワルキューレは裏切らない」については、「劇場公開してみなさんに熱い熱を共有してもらった後での3rdライブ、すごい激熱でしたね! 2ndライブのときは会場のあまりの大きさに随所の記憶を失くしてるんですけど、3rdライブのときはステージでみなさんの声援をしっかり聞いて、気を確かに演じきれたステージだったと思います。ムービングステージもとても斬新で、楽しく歌わせていただきました。ムービングステージから落ちそうになったこともあって、何度か死を覚悟しました(笑)」と、楽しそうに当時を振り返りました。
2月2日にはフライングドッグ10周年を記念する音楽フェス「犬フェス」、6月1日・2日には「MACROSS CROSSOVER LIVE 2019 at 幕張メッセ」を控え、これからも大活躍のワルキューレ。安野さんは「先日1月10日にアラド隊長が誕生日を迎えて、個人的にとても気になってます。次回作があったら隊長に輝いてほしい!」と、完全新作が決定している劇場版「マクロスΔ」への期待も匂わせていました。
やがて迎えたEDでは、集まってくれたファンに向けて改めてご挨拶。「『マクロス爆音映画祭』ということで、映画祭を開けちゃうくらい、『マクロス』の歴史も36周年に達しました。1月から〝爆音〟でスタートを切れるのは『マクロス』史上的にも幸先がいいなと思います。この映画祭は、大阪にも出張してお届けしていきたいと考えております。ライブも2月2日の『犬フェス』があったり、『クロスオーバーライブ』があったりと、2019年も『マクロスΔ』としてもワルキューレとしても走っていこうと思っております。みなさん、本日お集まりいただきありがとうございます。2019年もどうぞ熱い応援をよろしくお願いいたします。本日はありがとうございました(安野)」。
「マクロス爆音映画祭」は新宿ピカデリーにて1月24日まで開催された後、続いて大阪・なんばパークスシネマにて2月1日~14日に行なわれます。さらに、4月5日~18日には109シネマズ名古屋でも開催。ライブや完全新作とともに、さらにヒートアップするワルキューレの活動を、劇場で応援してみませんか?
【取材・文:石谷太志郎】