新作&おすすめアニメのすべてがわかる!
「月刊ニュータイプ」公式サイト
2019年9月1日(日)、東京・EJアニメシアター新宿とグランドシネマ池袋で、公開3日目をむかえた「映画 この素晴らしい世界に祝福を! 紅伝説」の舞台挨拶が行われました。EJアニメシアター新宿で、本編の上映後に実施された第1回目の舞台挨拶の様子をお届けします。
まずはメインテーマアーティストのMachicoさんが登壇し、ミニライブパートからスタート。「今日、初めてフルバージョンを聴く人も、サビでいっしょに盛り上がってくれたらうれしいです!」と、会場のファンに振り付けの簡単なレクチャーを行い、テーマソング「1ミリ Symphony」が披露されました。歌い終えたMachicoさんは拍手に包まれながら「この「1ミリ Symphony」が今までの「このすば」の曲の中で一番難しいけれど、劇中のシーンを思い浮かべながら気持ちよく歌えました」と語りました。
続いて、カズマ役の福島潤さんとめぐみん役の高橋李依さんが登場。福島さんは緑色のジャージ姿、高橋さんは赤基調のワンピースと、お二人ともキャラクターにちなんだ衣装での登壇となりました。
Machicoさんがお二人を前に「めぐみんとカズマのかけ合いはグッときました。「こんなにすばらしい冒険の歌を歌えたんだ」と思えました」と語ると、話題は感動したシーンに。福島さんは「めぐみんがみなぎるシーンです。TVシリーズでは悩みを抱える姿も描かれたりしましたが、それを吹っ切って「私がめぐみんだ!」と言っているように聞こえました」と語りました。
高橋さんも「TVシリーズでは他の仲間たちがどんどん魅力的になっていくなか、自分には爆裂魔法しかないのだろうかと悩む一面もありました。そんな彼女が進化した瞬間だと思いました」と賛同しました。
続いてMachicoさんから「TVシリーズに比べてお色気シーンも多く見られましたが、演じてみてどうでしたか?」という質問が。高橋さんは「コミカルでテンポがよいのが『このすば』の魅力ですが、(芝居を)"かわいい"に初めて振ったのが「紅伝説」なのかも」とめぐみんについて振り返ります。
すると福島さんが「でも"お色気"というのとはちょっと違うよね。そういうのはあるえやダクネス、ゆんゆん、ウィズを指すのであって……」と言い、高橋さんが「(ある部分の)サイズということですか……」と続けると、「今回の「紅伝説」も(ある部分が)"ゆるんゆるん"でしたよね!」とMachicoさん。高橋さんが「なんだか、新しい紅魔族の名前みたい(笑)」と言うと、会場が笑いに包まれました。
最後の挨拶ではMachicoさんが「これからも『このすば』に歌で寄り添っていければと思いますので、よろしくお願いします」、高橋さんが「もう1回TVシリーズの第1期や第2期を見たり、あらためてMachicoちゃんの曲を聞いたりと、さまざまな『このすば』を楽しんでもらえたらうれしいです。私も歌わせていただいているエンディングテーマ「マイ・ホーム・タウン」もフルバージョンは映画で流れているバージョンとは異なりますので、そちらも聴いてください!」と続けます。
そして福島さんが「この「紅伝説」が今まで一番おもしろい『このすば』だと思います! 僕にとっては初主演映画でもあるので、本当にうれしいです。映画、何点でしたか?」と問いかけが投げられると、作中のカズマとめぐみんのかけあいにちなんだ「120点!」の採点が来場者たちから上がり、ボリューム満点の舞台挨拶は終了となりました。
「映画 この素晴らしい世界に祝福を! 紅伝説」は2019年8月30日より全国の劇場で上映中です。