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バトーはコメディ担当?「攻殻機動隊ARISE」トーク&上映会

4月17日(金)、その日にグランドオープンしたTOHOシネマズ新宿にて、月刊ニュータイプ30周年記念イベント「攻殻機動隊ARISE border:1~4」の上映会&トークショーが行なわれた。

上映の前に行われたトークショーには草薙素子役の坂本真綾、バトー役の松田健一郎、そしてMCを務めたアナウンサーの松澤千晶が登壇。

これまでのシリーズよりも時系列的に前となる「ARISE」の素子役が決まった時、坂本は、大役を担うプレッシャーや、馴染みのある声が変更されることによるファンの反発を受け止められるのは、「攻殻機動隊」に愛を持っている自分しかいないだろうと覚悟を決めたそう。

「ARISE」で描かれるのは過去のまだ未熟な素子であるということも、坂本にはやりやすい点だったという。「従来のシリーズのように完璧な素子ではなく失敗もする未熟な素子なら、私が一所懸命やってちょうどいい。このシリーズで、素子というキャラクターをいっそう好きになってもらえるのでは」とコメントした。

また、コミックスを読む時にバトーの声を当てていたという松田は「どうすればいいかずっと悩んでいたけど、他のキャストの演技を聞いて、自分なりにやるしかないんだと気づいた」と語った。

また、「ARISE」シリーズには「かわいい素子、かっこいい荒巻、かわいそうなバトー」という隠れたテーマもあるそうで、コメディリリーフ的な役割を担うバトーにも注目したい。【記事:WebNewtype】

■「攻殻機動隊ARISE」公式サイト
http://kokaku-a.jp/tv/

取材・文=みやたろう

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