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4月27日(水)に発売されるCD「劇場版KING OF PRISM by PrettyRhytm Song&Soundtrack」発売記念イベントが3月21日(祝)、秋葉原UDXシアターで行われました。
1・2部には一条シン役の寺島惇太さん、十王院カケル役の八代拓さん、西園寺レオ役の永塚拓馬さんが、3・4部には一条シン役の寺島惇太さん、鷹梁ミナト役の五十嵐雅さん、大和アレクサンダー役の武内駿輔さんが登壇。イベント中は終始笑いに包まれ、登壇者がアフレコ中の様子を再現すると会場は大盛り上がり!
さらにDVD&BDの発売も発表され、発売の喜びを「キンプリ」ファンが出演者の方と一緒に感じられるイベントとなりました。
このレポートでは、3・4部でのトークの様子をお届けします。
■みなさんの周りでもキンプリの盛り上がりを感じることはありますか?
寺島:1月に公開し、3か月目に入った今も上映が続いているなんて信じられないです。日頃からSNSでの反響があることも嬉しいです。また、応援上映も気になっている友達が増えてきて、「応援上映に行く時に気をつけた方がいいことってある?」と質問されたりしました(笑)。サイリウムと、寛大な心をもって観に行けば大丈夫!と伝えました(笑)。
五十嵐:僕は静岡出身なんですが、初めて静岡の劇場でキンプリを観た時に劇場がガラガラで…「これはまずい!なんとかしたい!」と思い、静岡のレギュラー番組で知り合った方や、友人などいろいろな人に協力を仰いだんです。すると、僕の同級生が営んでいるお店がミニコラボをして盛り上げてくれたり、キンプリファンの皆さんが静岡を盛り上げに来てくださいました。僕が演じるミナトのエピソードから派生して、「食品サンプルのセロリ」を持ってくるファンの方が増え始めた時期があって。その時に僕は生のセロリを劇場に持ちこんで応援グッズにしてしまったんです。それを観たファンの皆さんに「食品サンプルのセロリ」にした方がいいと言われまして、ついには静岡の劇場が、食品サンプルのセロリを貸し出してくれるまでに至りました(笑)。
武内:先輩の声優さんから「キンプリよかったよ!」「アレク最高!」とメールをいただくことが増えました。アニメ業界のスタッフの皆さんもご覧いただいている方が多い上に、皆さん本当に心から楽しんで観てくださっている印象です。それから、キンプリに出演していることを母親が知って、ニュースで見かけたりしてスゴイね!という話のなかで、「どんな劇場作品なの?」と言われて、どう伝えたらいいのか悩んでしまいました(笑)。
■キンプリのメインは何と言ってもプリズムショーですが、皆さんはどう思いましたか?
寺島:最初台本をもらった時に自分なりに考えてイメージしたんですがよくわからなくて、わからないことは現場で聞いて挑んだんですが、完成した映像を観た時に想像を遥かに越えていて、何も解明できていなかったなと思いました(笑)。プリズムショーで“ショー”と言えるシーンもありますが、カヅキとアレクはダンスバトルで魂と魂のぶつかり合いだし、プリズムジャンプを飛ぶと異世界が広がっていて。その中でも特に特徴的だったのは、プリズムジャンプでお客さんがアフレコできちゃうこと。劇場でアフレコしているのを拝見して、最高!と思いました。
五十嵐:僕の声優デビューはこの作品が初めてで、会場は違いますが、まさにここ秋葉原で試写会がありました。僕は声優としてミナトを演じて参加しているはずなのに、試写会で見た時は「何だろうこの作品…!」と、疑問と言葉に出来ない気持ちがこみ上げてきて、もう一度観ようと思いました。この作品は「笑いたい時に笑って、参加していい作品なんだ!」と気づいて、そこから本当の楽しさを知れた気がします。
武内:最初は困惑して、セリフを吹き込んでも完成形がどんなショーかわかりませんでした。完成したプリズムショー、プリズムジャンプは想像のはるか先のものが描かれていて、常識の壁を突き破るショーだと実感しました。自分の常識を覆すシーンが多くて、自分を見つめなおす機会になりました。
五十嵐・寺島:プリズムショーで自分を見つめなおすなんて、真面目…! コメントが18歳とは思えないですね!!
寺島:でも僕もそう思うことがあります。常識の中に収まっていたなぁと。もっと突き抜けた演技が必要だなとも思いました。
五十嵐:Over The Rainbowが「劇場版プリパラ み~んなあつまれ!プリズム☆ツアーズ」で披露している「壁ドン」が、壁ドンの概念を覆す内容でした(笑)。僕が演じるミナトは料理が得意なので、ストリート系、アカデミー系に次いでクッキング系というジャンルを作って、ストリート系のアレクとバトルしたいです。ちなみに今日、武内駿輔さんと初めてお会いしたんですが、劇中でグッと心を掴まれたキャラなので「アレクサンダーだ!」とファンのような気持ちになりました。
■ドラマチックLOVEについて
寺島:シンは「キンプリ」本編中でプリズムショーと出会い成長し、そして本編のエンディングとして流れるので、本編や普段ののシンとは違い、少し大人なシンで歌っています。サビ前の「恋した」というセリフも、女性をキュンとさせるようにと、耳もとで囁くバージョンや、後ろから囁くバージョンなど何度かシチュエーションの指示をもらって収録しました。武内さんの「恋した」も聴きたいですね!
武内:(アレクサンダーの美声で)「恋した」
寺島・五十嵐:これは恋しちゃう!!
五十嵐:僕はサビの「君という名の風」という歌詞や、さわやかな風が吹き抜けるような雰囲気も大好きです。
■「EZ DO DANCE」について
武内:「EZ DO DANCE」は僕が生まれる前の作品ですが、EDMが好きで拝聴しておりました。「プリティーリズム・レインボーライブ」でDJ.Coo役の森久保祥太郎さんが「EZ DO DANCE」を歌われていて、DJ Cooさんもアレクと同じストリート系ですし、おそらくアレクも憧れていたのではと思うので、アレクサンダーなりの「EZ DO DANCE」はどんな歌い方になるかなと考えて、試行錯誤しながら歌いました。イントロの「EZ DO DANCE」から一気に盛り上がるところも大好きです。
寺島:武内さん演じるアレクと「EZ DO DANCE」のダンスバトルと一緒に、コウジさんとシンが一緒にプリズムショーをするんですが、サビの部分で次から次へとシーンが変わっていくところが好きですね。あと。武内さんのファルセットもかっこよくて印象的で大好きです。