3月26日(土)・27日(日)、東京ビッグサイトで開催された日本最大級のアニメイベント「AnimeJapan 2016」。27日のREDステージで、テレビアニメ「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない」放送直前ステージが行なわれました。

ステージには、東方仗助役の小野友樹さん、岸辺露伴役の櫻井孝宏さん、空条承太郎役の小野大輔さんが登壇。

キャラクターたちのポージングを披露して登場した3人は、思い出トークからスタート。小野友樹さんが「ジョジョ」に出会ったのは、子供の頃に理髪店の待合室で読んだジャンプとのことで、当時はホラーっぽい漫画だと思って敬遠していたが、今ではすっかり「ジョジョ」の世界に魅了されていることを告白しました。また、櫻井さんは「最もお気に入りの第4部に、キャストとして参加できて嬉しい」とコメント。

そして、前シリーズに参加していたこともあり、熱くジョジョへの想いを吐露したのが小野大輔さん。第3部が終わって「ジョジョ」ロスへ陥っていた小野大輔さんでしたが、同じく「ジョジョ」好きの三宅健太さん(モハメド・アブドゥル役)から、「お前には、まだ第4部もあるじゃあないか！」と突っ込まれたそうです。これで役者人生が終わってもいいと思うほど、力を込めて第3部を演じたという小野大輔さんは、「また承太郎を演じられる喜びを噛み締めている」と胸中を語りました。

そしてトークは、演じているキャラクターとの共通点へ。小野友樹さんは、東方仗助と自分の似ている部分として、身体能力の高さを挙げていました。サッカー部でならした小野友樹さんは、現在でも50メートル6秒4の実力とのことで、そんなところも仗助の演技に現れてくるのかもしれません。

また、アフレコ現場でのエピソードも紹介。「ジョジョ」ならではの特徴的なニュアンスを出すために、「おおきい"ア"でお願いします」という演技指導が入るなど、こだわりを持って制作されていることも明かされ、小野大輔さんが「それじゃあー やっぱりィ てめーのことじゃあねーかァーーーーッ」とその発声を実演し、会場は大盛り上がりでした。

なお、Webラジオが4月1日(金)からインターネットラジオステーション＜音泉＞などで始まることが解禁。パーソナリティは小野友樹さん＋α(交代制)とのことです。。さらに、第3部に引き続き、ジョセフ・ジョースター役が石塚運昇さんに決定したことも、合わせて発表されました。

テレビアニメ「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない」は、4月1日(金)からTOKYO MX他で放送が始まります。【取材・文=佐藤京一】