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劇場アニメ「ずっと前から好きでした。~告白実行委員会~」の公開初日スペシャルイベントが、4月23日(土)に幕張メッセ イベントホールで開催されました。今回は、昼の部の模様をお届けします。
本編上映後に、戸松遥さん(榎本夏樹役)、梶裕貴さん(望月蒼太役)、豊崎愛生さん(合田美桜役)、代永翼さん(綾瀬恋雪役)、麻倉ももさん(瀬戸口雛役)、花江夏樹さん(榎本虎太朗役)、雨宮天さん(成海聖奈役)という豪華キャストが登壇し、ミニトークショーがスタート。
まっすぐなヒロイン・夏樹役を演じた戸松さんは、自身が女子校出身のため、夏樹たちみたいな恋愛に憧れてたことを告白。アフレコでは、キャラクターたちの会話がもどかしく、キュンキュンをおすそわけしてもらったとか。
一方、豊崎さんが演じる美桜は、夏樹の友人であり、キャラクターたちの恋愛を見守る“癒し担当”。豊崎さんは、キャラクターたちの恋を応援する中、実はいちばん切ない想いをしている恋雪が真のヒロインなのでは…?と感じることもあったそうです。
梶さんは、自身が演じる望月について、独り言が多いけれど純粋でかわいいキャラクターだとコメント。そして花江さんは、神谷浩史さん演じる優が、自分と同じ名前である主人公・夏樹を呼ぶたびに、自分が「はい! はい!」と答えてストーリーとは違うところでキュンキュンしていたと、嬉しそうに語り、会場を沸かせていました。
トークショーで盛り上がった後は、この豪華キャストによる朗読劇へ。内容は、文化祭で模擬店を開くキャラクターたちが、最後に開催されるHoneyWorksのライブで顔を揃えるというオリジナルストーリー。自分たちが気に入っているHoneyWorksの曲名を挙げていくなど、映画とはまた違うキャラクターたちの日常が描かれていました。
続いて、コラボライブステージに突入。CHiCO with HoneyWorksが、「恋色に咲け」「ハートの主張」で、恋のもどかしさを詰め込んだ女の子のリアリティを歌い上げました。そして、元気なのに恋に対しては乙女らしさを発揮する夏樹を演じる戸松さんによる「病名恋ワズライ」、“ひみつだよ”というセリフに男女ファンから歓声が上がった豊崎さんの「初恋の絵本」などが披露され、会場は「ずっ好き」の世界観一色に染まりました。
最後は、スフィアが登場して「一分一秒君と僕の」を歌唱。さらに、アンコールでHoneyWorksが初披露となる「日曜日の秘密」などを披露してライブは終了に。
映画化の話がない時から本作に関わっていた戸松さんが、楽曲もアニメも両方楽しんでほしいと語った通り、歌とアニメの絶妙なコラボレーションをしっかりと味わえるイベントとなりました。「ずっと前から好きでした。~告白実行委員会~」は、第2弾映画が今夏公開予定です。【取材・文=麻布たぬ】
<セットリスト>
01. 恋色に咲け/CHiCO with HoneyWorks
02. ハートの主張/CHiCO with HoneyWorks
03. 告白予行練習/戸松遥
04. 病名恋ワズライ/戸松遥
05. Destiny ~ずっと前から君が好きでした~/YURiCa・花たん
06. 今好きになる/麻倉もも
07. 金曜日のおはよう -another story-/雨宮天
08. 初恋の絵本/豊崎愛生
09. ヤキモチの答え/sana
10. 一分一秒君と僕の/スフィア
11. 日曜日の秘密/CHiCO・sana