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2015年4月の配信から1周年を迎え、テレビアニメ化も決定しているゲームアプリ「あんさんぶるスターズ!」のイベント「私立夢ノ咲学院ドリームフェスティバル」が、5月1日(日)にメルパルクホールで開催され、約1400人の“転校生(=ファンの名称)”が押し寄せました。
私立夢ノ咲学院とは、トップアイドルを目指す男性キャラクターたちが通う高校。学校を模したステージに、6つのユニットと先生役をあわせた総勢22名のキャストがズラリと並んだ様子は実に壮観で、会場からは大きな歓声が! その後、各ユニットの初出しミュージックビデオと、ゲームの名場面を再現する朗読劇の組み合わせを中心に、イベントが進行しました。
朗読劇でユニットを超えたコラボとなったのは、朔間零役の増田俊樹さんと、朔間凛月役の山下大輝さんの兄弟コンビで、兄の言葉に弟が素直に応じるというグッとくるシーンを、時々目を合わせながらしっとりと朗読。そして、朗読後のトーク中もちょっかいを出そうとする増田さんに、山下さんは「こっちを見て笑うんじゃない(笑)」とふざけながらも、「(兄弟で)掛け合いができたのは嬉しかった」と感慨深く朗読を振り返りました。
また、瀬名泉役を演じた伊藤マサミさんは、安定の“ゆうくん(遊木真)好き”を披露。「文字から伝わるゆうくんへの愛がすごいから、自分は精一杯演じるだけ(笑)。文字のフィルターを通すと、本当にゆうくんが大好きになっちゃう」と熱く感想を述べていました。
一方、Ra*bitsのメンバーは、探偵団のシーンなどを披露。仁兎なずな役の米内佑希さんが「この朗読で、キャストのRa*bits愛が伝わったんじゃないかと思います」と告げると、客席からも同意の拍手が。さらに、米内さんと「追憶*マリオネット」のシーンを演じた深海奏汰役の西山宏太朗さんは、「Ra*bitsのメンバーとからむ機会が多くて嬉しかった」とコメント。「先生たちの掛け合いが聞けたのも興奮しました」と続けて、先生役として司会を務めながら朗読も披露した駒田航さん&樋柴智康さんに、想いを伝えていました。
そして、このドリフェスで初めて5人揃ったというKnightsは、全員がお揃いの白ベストを着用して登場。なんでも、前の晩にLINEを飛ばしあいながらお互いの衣装の相談をしたとか。そんな中、伊藤さんは、LINEを送りながら「超ねむーい」と言って途中で寝落ちてしまったことを、月永レオ役の浅沼晋太郎さんから暴露されていました。
この他、ジェスチャーゲームなどを行なう場面も。ゲーム中でも、お互いキャラ名で呼び合っているのが印象的でした。
最後は、キャストを代表して、生徒会長役を務める緑川さんが「夢ノ咲学院のメンバーは、皆さんを日々楽しませていますか? 今度のドリフェスは(この日は出演者がいなかったユニット・)Trickstarのメンバーも参加できるといいですね。これからも応援してもらえると嬉しいです!」とメッセージを贈り、他のキャストたちも終幕を惜しむように、幕が降りるギリギリまで転校生たちに手を振っていました。
パフォーマンス全体を通して、ファンはもちろん、キャストの“キャラクター愛”が所々で大いに感じられる熱量が高いイベントでした。
「あんさんぶるスターズ!」のユニットソングCD第2弾(全5枚)は、9月から2017年1月にかけて順次発売。各新曲2曲とカラオケバージョンが収録されます。また、今回のドリフェスのDVD化が決定。詳細は後日発表されます。【取材・文/麻布たぬ】