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アニメ化決定!「エスカクロン」は安済知佳と安野希世乃の歌声から生まれた【マチ★アソビvol.17】

徳島を中心にしたアニメイベント「マチ★アソビ vol.17」で10月9日(土)、「エスカクロン」新プロジェクト発表が新町川東公園で開催され、エイベックスの田中宏幸プロデューサー、水島精二監督、キャストからエスカ役の安済知佳さん、クロン役の安野希世乃さんが登壇。作品にまつわるトークとミニライブを行ないました。

「エスカクロン」は、原作・水島精二監督、脚本・高橋龍也さん、イラスト・水無月徹さん、音楽・一二三(Hifumi,inc.)によるオリジナル作品プロジェクトです。高橋龍也さんと水無月徹さんといえば、90年代に「To Heart」などのLeaf作品を手がけ、空前のADVゲームブームを作り出した名タッグです。

音楽を手がける一二三は音楽プロダクションで、「Tokyo 7th シスターズ」で「Cocoro Magical」を手がけた作曲家のy0c1eさんや、「アイドルマスター」シリーズで「relations」など数多くの名曲の詞を手掛けた作詞家のオノダヒロユキさんなどが本作品に参加しています。

エイベックスの田中さんはDIVE II entertainmentのプロデューサーで、「Wake Up, Girls!」や「灼熱の卓球娘」などを手がけています。これだけのスタッフが関わっていると聞いてはチェックしないわけにはいきません!

「エスカクロン」は7月10日(日)に開催された「D-world Vol.0」というイベントで行なわれた朗読劇として世に出ました。ところが水島監督によれば、実は「エスカクロン」が生まれたきっかけは、2011年10月にノイタミナ枠で放送されたアニメ「UN-GO」だそうです。その作品の第2話「無情のうた」に安済さんと安野さんが出演した際に、2人のボーカルの良さから歌物の企画ができないか?となり、その歌のバックボーンになる世界観を水島監督・高橋さん・水無月さんの3人で手がけ、水島監督が音楽に一二三をつなげ…といった流れがあったそうです。

そして、その企画について安野さんと安済さんがふとエイベックス側のスタッフに伝えたことから、プロジェクトが動き出したとか。水島監督は2人の歌から始まり、この2人がここまで持ってきた作品だと紹介していました。

そして今回のステージでは、「エスカクロン」のアニメ化が発表されました。水島監督が総監督を務め、監督を山口ひかるさん、キャラクターデザイン・総作画監督を渡部里美さん、アニメーション制作をラルケが担当するとのことです。放送媒体などはまだ決まっていないものの、朗読劇が話題になってわずか3か月でアニメ化発表は水島監督から見ても異例とのこと。田中プロデューサーによれば「D-world Vol.0」での朗読劇が業界関係者にものすごく好評で、アニメ化の話もトントン拍子で進展したとのことです。

「エスカクロン」の出発点は2人の歌ということで、この日のステージでもミニライブが開催。「Many colors, Many brights, Many more musics」が披露されました。2人のハーモニーがとても素敵な楽曲で、特に安野さんの高いキーのロングトーンの瑞々しさがすごく印象的。2人は屋外で歌う気持ちよさを楽しそうに語っていました。

ステージでは、安済さんと安野さんがお寿司が食べられると聞いて楽しみに徳島に到着したら、既にお寿司が全部無くなっていた、なんて楽しいトークもありました。田中プロデューサー曰く、お寿司は全部「Wake Up, Girls!」の7人が食べてしまったとか? 「エスカクロン」に「Wake Up, Girls!」のメンバーが出演する可能性もあるかもとのことでした。【取材・文=中里キリ】

※高橋龍也さんの「高」の正しい表記は「はしご高」ですが、機種依存文字のため「高」表記しています

※2016年10月14日22:00、オノダヒロユキさんのお名前が間違っていたので修正いたしました

リンク:「マチ★アソビ」公式サイト
    「エスカクロン」公式サイト
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