10月8日(土)から10日(祝)に徳島市で開催された「マチ★アソビ vol.17」ラストラン。8日の新町橋東公園ステージで「おへんろ。トークイベント」が開催されました。
四国八十八ヶ所を巡りながら名所やグルメ情報を紹介する、アニメと実写がコラボレーションした新感覚の旅情報番組「おへんろ。~八十八歩記~」(以下、「おへんろ。」)。今回の「マチ★アソビ」では、その「おへんろ。」と環境省がコラボレーション。
ステージには“TEAM OHENRO。”の高野麻里佳さん(めぐみ役)、山下七海さん(まお役)、江原裕理さん(ちわ役)、近藤光ufotable代表取締役が出演して、おへんろ道の環境保護を切り口に、3Rやエコ意識啓発を中心にトークを行いました。
挨拶を行った3人は、3Rが「リデュース」「リユース」「リサイクル」であると述べるなど今回の趣旨を説明。環境省・高松事務所のスタッフと共に、環境保護に関する取り組みを紹介していきました。
ちなみに、当初は「3Rって知ってる?」から始まる朗読劇を3人が暗記した上で披露して、内容を説明するプランもあったそうですが、ボリュームが膨大だったためにやむなく変更。しかし、イベント中に台本を見ながら改めて披露する場面もありました。
途中で噛んでしまった部分はご愛嬌という感じで笑っていましたが、難しく考えずに、気軽に省エネなどをする助けになればとのことでしたので、その思いは伝わったのではないでしょうか。
3人はどんな省エネをしているか聞かれ、「使わない電気を消す」(江原さん)、「お風呂のお湯を洗濯機で使う」(高野さん)など、ちょっとした節約をしていることを明かします。環境省としても“ひとつひとつの積み重ね”が大事だと話していました。
また、期間中に開催されていた「リユースカップ活用の体験イベント(スタンプラリー)」の賞品だったオリジナルタンブラーやオリジナルクリアファイルのうち、タンブラーにサインを入れてプレゼントする抽選も実施。当選者のうちのひとりは、なんと川の対岸にいた人で、ダッシュでステージに向かうというミラクルもありました。
夕方にスタートしたイベントは後半になると日も落ち、雰囲気たっぷりの中で最後はTEAM OHENRO。による主題歌「千と二百の物語」のライブステージ。曲中には「3Rを一緒に頑張っていきましょう!」などとアピールする場面もあり、しっかり啓発の役割を果たしていました。【取材・文=千葉研一】