2017年1月10日(火)からテレビ東京他で放送が始まる、“アニマルガール”と呼ばれる動物の擬人化キャラたちが活躍するテレビアニメ「けものフレンズ」。12月14日（水）には、本放送に先駆けて先行上映会が都内で開催されました。

マスコミ向けの先行上映会では、演じたキャラクターをイメージした衣装に身を包んだメインキャストが登壇。記者発表会が行われ、作品に対する意気込みが語られました。

――衣装について、チャームポイントをお聞かせください。

かばん役・内田彩さん：私の演じるかばんちゃんは、他のフレンズとはちょっと違うんだというところを今日のファッション（私服）で表しました（笑）。物語が進むにつれて彼女の謎が判明してきますので、お楽しみに！

サーバル役・尾崎由香さん：サーバルは、なんと言っても長い耳がチャームポイントで、私もとても気に入っています。それとポシェットもかわいいです！

フェネック役・本宮佳奈さん：フェネックは大きい耳と尻尾のモフモフ感が特長です。いつもは人間をやらせていただいているので、この格好ですと耳や尻尾が壁に当たってしまうのが難点です（苦笑）。

アライグマ役・小野早稀さん：アライグマのアライさんは、これでも小さくしてもらったくらいに大きな尻尾がポイントです。それと、今は冬と言うこともあり、モコモコした首元がとても温かいのがありがたいです！

ロイヤルペンギン役・佐々木未来さん：私が演じるロイヤルペンギンはプリンセスと呼ばれていることもあり、衣装にもお姫様感が出ていると思います。ちなみにロイヤルペンギンを含めたアイドルユニットのPPP（ペパプ）は、ブーツの色が足元の色とそれぞれリンクしているんです。ここにも注目していただきたいですね。

コウテイペンギン役・根本流風さん：コウテイペンギンは、首元が黄色いのが衣装での特徴です。私自身、ペンギンにこれだけの種類がいるとは思っていなかったです（笑）。私たちの衣装を見て、実際のペンギンを見比べていただくと楽しいと思います。

ジェンツーペンギン役・田村響華さん：ジェンツーペンギンのジェーンちゃんは優等生キャラなので、ちゃんと首まで衣装をビシッと着こなしているのがポイントです！

イワトビペンギン役・相羽あいなさん：イワトビペンギンのイワビーは、顔のそり込みのような毛が特徴なのですが、それを髪型と髪色で表現しました！　ロックさが伝わればいいですね。

フンボルトペンギン役・築田行子さん：私が演じるフンボルトペンギンのフルルは、鼻の頭がピンク色なのが特徴なのですが、私も髪の色を一部ピンクに染めて表現しています。マイペースなところが私ととても似ているので、楽しく演じたいです！

――「けものフレンズ」は海外でも同時期にオンエアされるとのことですが、海外ファンへ向けて一言お願いします。

内田さん：海外には日本のアニメファンがたくさんいらっしゃることを日々実感していますが、「けものフレンズ」は「ネコ科の動物だから動きが素早いんだ」など、言葉が分からなくてもすぐに理解できるような作品ですし、かばんちゃんの旅をするという物語も分かりやすいんじゃないかな、と。

尾崎さん：フレンズたちは声もそうですが、動きにも個性があるので、海外の方にも楽しんでいただけると思います！

本宮さん：言葉が通じなくても、感情をうまく表現できるように頑張りたいです！

小野さん：国によって好みの動物がいるのでしょうか？ 外国のファンの方の反応も楽しみたいですね。

佐々木さん：私たちもこの作品を通じて海外でイベントができたらうれしいです（笑）。

根本さん：中国ならパンダ、オーストラリアならばコアラなど、ご当地の動物がいると思いますので、それぞれの国でお気に入りの動物を探していただきたいです！

田村さん：海外にしかいない動物もたくさん出てきますし、日本でしか見られない動物もいますので、本作をご覧になった後は、ぜひ動物園に来てもらいたいです！

相羽さん：イワトビペンギンのロックな部分も世界に広めていきたいです（笑）。

築田さん：動物のかわいさは世界共通で、見るだけで癒されると思いますので、私たちが世界に癒しを与えられれば幸いです！

【取材・文＝ダンディ佐伯】