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丹下桜が生ほえ~!?「劇場版カードキャプターさくら」リバイバル上映舞台挨拶

1月21日(土)、新宿ピカデリーで「劇場版カードキャプターさくら」リバイバル上映公開初日舞台挨拶が開催されました。

「劇場版カードキャプターさくら」は、なかよし(講談社)で連載され、テレビアニメ化もされたコミック「カードキャプターさくら」の劇場用アニメ(1999年公開)。魔法のカードを集める“カードキャプター”となった小学生の木之本桜が、冬休みに親友の大道寺知世と一緒に香港に向かうという物語で、原作の連載開始20周年記念プロジェクトの一環として、全国9劇場でリバイバル上映が行われています。

舞台挨拶には桜役の丹下桜さんと、知世役の岩男潤子さんが登場。17年半ぶりと久々の劇場公開と懐かしの作品ながら、2人は当時のアフレコの様子を覚えている様子。岩男さんは、収録現場でいつも隣の席だったという丹下さんと桜の一生懸命で可憐なイメージが重なり、ついビデオに撮りたくなったと明かします。

一方の丹下さんによると、「劇場版」収録時に魔道士役の林原めぐみさんは別撮りだったとのこと。しかし、本編を観ると林原さんの演技の存在感の強さに、「一緒に収録していたら足がすくんでいたはず」と振り返っていました。

その「劇場版」の魅力について、丹下さんは「細かすぎて伝わらない」と断りつつ、冒頭の桜のベッドの枕元にある桜自身の人形を挙げます。さらに、その人形がバトル時の服であることに触れ、その姿を知っている知世が作ったのではと推測すると、岩男さんは「知世も、同じ人形をお揃いで持っているかもしれませんね」とコメント。まるで桜と知世が話しているような、ほのぼのとしたやり取りでファンを和ませます。

さらに、岩男さんが劇中の「中華な桜ちゃんも素敵ですわ」という台詞を再現すると、すかさず丹下さんも「ほえ~」と名台詞を披露。当時と変わらぬ2人の声色に会場からは大きな拍手が送られました。

そして話題は現在、なかよしで連載中の「クリアカード編」、そして2018年1月から放送が予定されている、そのアニメ版へ。2人ともキャスト変更の可能性もあり得ると十分に考えていたそうで、桜役と知世役を続投できることに「ホッとした」とのこと。丹下さんは「キャストもスタッフも当時と同じ制作チームで、奇跡みたい」とよろこびの表情を見せました。

舞台挨拶の最後には、壇上に作中のマスコット的存在であるケロちゃんとスッピーのきぐるみが登場し、4月1日(土)に、ルネこだいらで「さくらフェス2017~カードキャプターさくらお誕生日会~」が開催されることが発表されました。

このイベントには丹下さん、岩男さんに加えケロちゃんことケルベロス役の久川綾さん、李小狼役のくまいもとこさん、月城雪兎役の緒方恵美さんも出演予定。長年の「カードキャプターさくら」ファンも、現在再放送中のテレビアニメでファンになった人も、ぜひ参加しましょう。【取材・文=はるのおと】



■劇場版「カードキャプターさくら」リバイバル上映
期間 :1月21日(土)~
上映館:新宿ピカデリー、シネ・リーブル池袋、109シネマズ川崎、大阪ステーションシティシネマ、なんばパークスシネマ、MOVIX京都、109シネマズ名古屋、ユナイテッド・シネマキャナルシティ13、ユナイテッド・シネマ札幌

リンク:「劇場版カードキャプターさくら」リバイバル上映特設ページ
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