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人気アニメ「らき☆すた」の舞台となった埼玉県の郵便局に、同作に登場する人気キャラクター・柊つかさの等身大立像が設置され、12月18日にお披露目式が行なわれました。
立像の設置場所となった鷲宮郵便局で開催された式典「らき☆すた 柊つかさ等身大像お披露目式 『つかさ像 みたいな!』」には100名近くのファンが集結。アニメの柊つかさ役の声優であり久喜市くき親善大使も務める福原香織さんや、原作者の美水かがみさん、久喜市長に地元商工会の関係者、市内の各郵便局長、さらにはゆるキャラのかがみんまで列席して、版元、自治体、ファンが一体となって作る“聖地・鷲宮”ならではの盛り上がりとなっていました。
あいにくこの日の福原さんはのどの調子が良くないということで直接声を届けることはできず、フリップに手書き&代読という形にはなりましたが「自分が声を担当したキャラの像が立つなんて思ってもみなかったので、とても嬉しいです」とコメントしていました。
式典は美水さんの音頭により柊つかさの鉄板ネタである「バルサミコ酢」の発声で“酢”での乾杯が行われるなど“らしさ”満点で進行。クライマックスとなったお披露目でベールに包まれていたつかさ像の姿があらわになると、その鮮やかな姿に一同目を奪われていました。
今回“柊つかさ像”が設置された埼玉県久喜市鷲宮は、彼女たちの実家である神社のモデルとなった“鷲宮神社”がある「らき☆すた」の聖地。長らく同地では双子の姉である柊かがみを模した“かがみん”が活動していていましたが、やはり双子ということで「妹のつかさも一緒に活躍してほしい」というファンの声を受けて発足した“つかさ☆プロジェクト”の一環として立像の制作も企画されたという経緯があります。
そんな思いが結実して完成した立像の姿に、参加者一同感慨もひとしお、といった様子でした。
一方、ところざわサクラタウンの角川武蔵野ミュージアムにて開催中の「らき☆たま展」では、小神あきら役の今野宏美さんと、白石みのる役の白石稔さんらが登壇するトークイベントを実施。上記のお披露目式と同日の開催ながら、鷲宮からはしごする形で駆けつけた熱心なファンも見守っていました。
スピンオフのラジオ番組からスタートし、アニメ「らき☆すた」内のミニコーナー「らっきー☆ちゃんねる」を中心に数々のメディアミックス展開で話題を席巻した名コンビらしく、当時を思わせる丁々発止のやり取りで収録時の秘話やさいたまトークを展開して会場を爆笑の渦に巻き込んでいました。
そして走りはじめた「らき☆すた」フィーバーはまだまだ止まりません。聖地・鷲宮神社では年越し・初詣に合わせた“初売り”が数年ぶりに再開予定。恒例の絵馬型カレンダーのほか、「らき☆すた」公式の新作グッズも登場する予定です。
さらに12月31日(土)には久喜市商工会鷲宮支所では美水かがみさんはじめ「らき☆すた」スタッフ、関連メンバーによる「年越しトークライブ」も開催予定。どんな話が飛び出すか、こちらも期待大です。
今後も様々な企画を準備中とのことで、まだまだ「らき☆すた」から目が離せません!
【取材・文:中台歩(パワフルプロダクション)】
■成長していく展示会 らき☆すた さいたま展「らき☆たま」 ゆっくりしていってね!/埼玉アニメ聖地展
会場:角川武蔵野ミュージアム4階 エディット アンド アートギャラリー
会期:2022年12月10日(土)~2023年2月26日(日)
主催:角川武蔵野ミュージアム(公益財団法人 角川文化振興財団)
協力:一般社団法人アニメツーリズム協会、KADOKAWA、らっきー☆ぱらだいす
リンク:成長していく展示会 らき☆すた さいたま展「らき☆たま」 ゆっくりしていってね!
角川武蔵野ミュージアム公式Twitter・@Kadokawa_Museum
久喜市商工会鷲宮支所公式Twitter・@wasisho