「推しが毎日の生活に寄り添う未来」をコンセプトに掲げ、新しいエンターテインメント体験を創出するオリジナルIPプロジェクト「キャラミクス」。その魅力をいち早く体感できる先行お披露目イベントが、8月2日にセガ本社「TUNNEL TOKYO」イベントスペースで開催されました。
登壇者は、本プロジェクトでキャラクタープロデュースを手がけるマンガ家の矢吹健太朗先生をはじめ、ミュナ役の月音こなさん、与兵衛役の三宅美羽さん、そして読み手声優として参加する反田葉月さんという面々です。ここでは第1部の模様をお届けします。
アイマスクを付けたままスタート!「寝てもOK」な摩訶不思議なイベントの幕開け
『睡眠』をテーマに掲げる本イベントらしく、来場者にはあらかじめキャラクターをあしらった特製のアイマスクが配布されていました。そしてイベント冒頭、総合プロデューサーの橋本竜さんから「キャラミクス」を立ち上げたきっかけや感謝の挨拶を挟んで、ステージ上からは「せっかくなので寝ておきませんか?」という来場者への提案が行われます。短時間の睡眠には集中力を高める効果が期待できるということで、会場全員がアイマスクを装着し、まずは1分間の「おやすみなさい」タイムからイベントがスタートしました。
そして1分後、MCによる「おはようございます」の掛け声でアイマスクを外すと、そこにはすでにステージ上に佇むキャラクター衣装やパジャマをまとった声優陣の姿が。このサプライズ演出に、客席からは大きな拍手が巻き起こります。
最初のトークテーマは「自身の睡眠について」。ゲームが好きで夜2時頃まで起きていることが多く、移動中や現場の合間に睡眠をとるという月音さん。一方、三宅さんは布団に入るとすぐに眠れるタイプですが、ストレッチマットの上で3時頃まで寝落ちしてしまうことがあると告白します。反田さんは「以前は全然寝られないタイプだったけれど、最近は即寝できる。健康だけど歳のせい?」と語り、笑いを誘いました。
続いて、本プロジェクトでキャラクタープロデュースを担当する矢吹健太朗先生が登壇しました。矢吹先生はキャラクターデザインのみならず、キャラクター全体の設計や監修、ボイスオーディションにもリモートで参加しており、このような形でマンガ以外のプロジェクトに本格的に関わるのは初めてのこと。自身の睡眠事情を聞かれると、「『BLACK CAT』連載時などは床で寝落ちして足に火傷を負ったこともある」という過酷な過去を明かしつつ、「最近は育児と作業を並行しているため夜しか作業時間が取れず、昨晩も3時間ほどしか寝ていない」と多忙ぶりを覗かせました。
キャラクター紹介のコーナーでは、メインキャラクターの魅力が紐解かれました。天使タイプの少女・ミュナについて、月音さんは「公開されているサンプルボイス以上に表情豊か。早く皆さんに聴いてほしいです」とアピール。矢吹先生は「メインキャラクターとして最初に使われる、作品の象徴となる存在。『To LOVEる -とらぶる-』のララのようなアイコンであり、僕らしさが出るデザインを目指しました」と語りました。設定画の解説では、夜空のような瞳の中に月が描かれていることや、前髪も三日月風になっているこだわりが明かされました。
また、猫と忍者の特性を持つマスコットキャラクター・与兵衛について、矢吹先生から「かつて飼っていた猫の『与兵衛』が転生した」という意外なルーツが明かされると、演じる三宅さんも「言葉を発するたびに好きになります」と愛着を語りました。
平坦まどろみトーク&朗読劇で会場全体が心地よい癒やしの空間に
イベント中盤は「みんなでじっくり睡眠学習」というクイズコーナー。「日本人の平均睡眠時間は世界33カ国中何位?」という問題では、登壇者全員が「30位」と予想します。月音さんが「日本人、特に私のファンは社畜が多いです」と持論を展開しましたが、正解は最下位の「33位(7時間22分)」。あまりの睡眠時間の少なさに驚きの声が上がりました。
「~笑わせてはいけない~平坦まどろみトーク」は、眠気を誘うような刺激のない平坦なトークを競うコーナーです。ゲームの誘いに負けて日記を書かずに寝てしまったエピソードを語った月音さんと、お風呂場で歯磨きをする楽さに気づいた話をした反田さん。矢吹先生から「どちらも耳から耳へ抜けていくような話(笑)」と評されつつ、わずかな差で月音さんが勝利しました。
後半は、ファンから募集した眠りを誘う物語「スリープストーリー」の冒頭を反田さんが朗読する「スリープストーリーを聞こう」のコーナーへ。とある名画座を舞台にした心温まるストーリーを、観客はアイマスクを付けてじっくりと堪能しました。さらに、このイベントのためだけに用意されたミュナ、与兵衛、そして反田さん演じるご主人様によるオリジナル朗読劇も披露され、会場は優しい空気に包まれます。
「キャラミクスのグッズ・展開案を考えよう!」のコーナーでは、カッサや抱き枕、照明といった実用的なアイデアが飛び出す中、矢吹先生が「1/1添い寝フィギュア」という夢のある回答をイラスト入りで提出し、大きな拍手を浴びていました。その後、次回イベントが10月17日に東京・杉並区にある高千穂大学の学園祭で開催されることが発表され、最後は会場全体で「おやすみなさい」と声を揃えて第1部は幕を閉じました。
【取材・文:はるのおと】
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10月17日(土)高千穂大学との産学連携イベント情報