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マチ★アソビで開かれた「Fate」青空教室トーク

5月5日(火)、徳島市で開催された「マチ★アソビvol.14」にて、「Fate/stay night」スタッフトークイベントが行なわれた。

テレビアニメ第2シーズンが放送中の「Fate/stay night[Unlimited Blade Works]」は、徳島市内にスタジオを構えるufotebleがアニメーション制作を手がけていることもあり、お膝元でのイベントには多数のファンが詰めかけた。

ステージには、アニプレックスの宣伝プロデューサーである高橋佑馬と、ufotable代表兼マチ★アソビ総合プロデューサーの近藤光が登壇。2人から会場に第1話と第15話の絵コンテが1枚ずつ配布され、その絵コンテについて作画スタッフも交えて解説していくかたちでトークがスタートした。

第1話の士郎とランサーのバトルシーンの絵コンテは、Fate本編で作画監督を務める茂木貴之が解説。原作ゲームをプレイしたうえで、魔力の表現に頭を悩ませたという。

第15話のイリヤが敗れるシーンの絵コンテは、本編で原画を務める内村瞳子が解説。ファンも目を覆いたくなるようなイリヤの痛ましい姿だが、内村本人は楽しみながら作業をしたとのことで、会場に驚きが広がった。

茂木、内村は共にufotable徳島スタジオの常駐スタッフ。2人からは、作画に特化した少数のスタジオ内の和気あいあいとした雰囲気や、スタジオ立ち上げの時に東京から徳島にやってきて6年目の茂木や、徳島出身でそのままスタジオに入った内村の来歴なども語られた。

その後、近藤の呼び込みで「マチ★アソビ」の運営に奔走していたufotableスタッフが6名登壇。それぞれのプロフィールや「Fate」本編での担当などが自己紹介され、そのままの流れでufotable徳島スタジオスタッフの寄せ書き色紙を賭けたじゃんけん大会が開かれた。

最後に、近藤が「Fate/stay night[Unlimited Blade Works]」への意気込みをコメント。業界から心配されるような大変な作品になったと冗談交じりに述べつつ、現場スタッフがとても頑張っていることを強調。今後の展開への期待をふくらませてくれるステージだった。【記事:WebNewtype】

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