「Re:ゼロから始める異世界生活 Memory Snow」小林裕介・高橋李依・内山夕実・水瀬いのり・村川梨衣出演の初日舞台挨拶レポート！

2018年10月6日(土)より劇場上映がスタートしたアニメ「Re:ゼロから始める異世界生活 Memory Snow」。本作の初日舞台挨拶が、シネマサンシャイン池袋と角川シネマ新宿にて行なわれました。そのなかから、角川シネマ新宿の舞台挨拶の模様をお伝えします。

登壇者は小林裕介さん(ナツキ・スバル役)、高橋李依さん(エミリア役)、内山夕実さん(パック役)、水瀬いのりさん(レム役)、村川梨衣さん(ラム役)さんの5名。TVアニメ放送から2年を経て、再び一堂に会したメインキャスト陣は、駆け付けたファンたちの盛大な拍手に包まれながら壇上にあがりました。

作中でスバルが村人たちに口にした「みんなー、ニューヨークに行きたいかー!?」を踏襲した小林さんの元気なコール＆レスポンスで、開幕から会場は大盛り上がり。2年のブランクを感じさせない、イキイキとした雰囲気でキャスト陣の挨拶がスタートしました。

今回の作品はTVシリーズとは打って変わってコメディ感が満載ということで、キャラクターたちが揃ってボケる中でツッコミに大忙しだったスバルに、女性キャスト4人からのお疲れ様の声が上がりました。

そして今作ではスバルが守りたかった大切な日常が描かれていることについて、キャスト全員が感慨のたっぷり詰まったコメントを交わしました。TVシリーズでの過酷な展開とのギャップがありつつも、だからこそスバルたちにとって貴重なひと幕という本作の見どころが、実感とともに伝わるひと幕でした。

裏話では、内山さんがほかの他のキャストとは別日での収録で、ベアトリス役の新井里美さんといっしょに収録に臨んだことや、作中の「ニューヨークに行きたいかー!?」というネタが水瀬さんと村川さんには通じなかったというエピソードを披露。

さらに、ラムがお酒を飲んだ後に「あ゛」とゲップするシーンについて、ラムのひと言ネタは「Re:ゼロ」の代名詞だと盛り上がった結果、今回の舞台挨拶の締めを村川さんが担当することになるという思わぬサプライズも待っていました。大慌てで回避しようとする村川さんと、ぜひともやらせようとするほかのキャスト陣の和気あいあいとしたやり取りに、会場は笑いに包まれていました。

フォトセッションを挟んで、イベントはエンディングへ。キャスト陣の最後のコメントでは、それぞれTVシリーズから2年越しとなる本作を楽しみにしてくれていたファンへの感謝や、イキイキと日常を過ごすスバルたちを演じて、たいへん心温まる時間を過ごせたということが語られました。

約束通り最後の締めを担当する村川さんのコメントの後には、大きな拍手が場内を席巻。キャスト陣とファンたちが、作品への深い愛情と思い入れを共有していることがひしひしと伝わってくる、一体感にあふれたイベントでした。

角川シネマ新宿5階のアニメギャラリーでは、本作の劇場上映に伴い、「シネマギャラリー 極寒のお屋敷」が開催中。スバルやエミリアたちの等身大アクリルスタンディやラム＆レムの等身大フィギュアなどが展示されているほか、作品を体験できる展示も用意されています。

また、新作エピソード第2弾「Re:ゼロから始める異世界生活 氷結の絆」の制作も決定し、今後の展開からますます目が離せません。さらにパワーアップする「Re:ゼロから始める異世界生活」の世界をぜひ楽しんでください。

【取材・文：石谷太志郎】