アニメ

宮野真守が高級ロード購入!?「劇場弱ペダ」舞台挨拶

9月6日(日)、「劇場版 弱虫ペダル」公開記念舞台挨拶がお台場シネマメディアージュで行なわれました。

「弱虫ペダル」は、週刊少年チャンピオンで連載中のロードレースをテーマにした同名マンガのアニメ。8月28日(金)から劇場版が公開されており、この日のイベントには、代永翼さん(真波山岳役)、前野智昭さん(福富寿一役)、吉野裕行さん(荒北靖友役)、柿原徹也さん(東堂尽八役)、日野聡さん(新開隼人役)、阿部敦さん(泉田塔一郎役)、宮野真守さん(吉本進役)、田尻浩章さん(田浦良昭役)という、箱根学園チーム&熊本台一チームのメンバーが登場しました。

まず、「劇場版 弱虫ペダル」を見た感想を問われると、「坂道役の山下大輝くんと池袋の映画館に観に行ったが、彼もずっと泣いていた」(代永さん)、「家で観たけど、荒北のモノローグでブワッとなってしまった」(前野さん)と出演者もその出来栄えには大満足のようです。

また、3年生キャラクターにとっての最後のレースということで、演じる声優の思い入れも格別の様子。吉野さんは「気持ちが入った。特に気を使ったのは待宮とのやりとり」、柿原さんは「特別な後輩である真波に、原作と同様、きちんと橋渡しをするために包み込むような演技を心がけた」とコメント。

それに対して、後輩組である阿部さんは「箱学メンバーがハイタッチをしているのを、泉田くんは少し遠くからいい顔で観ていて。今後箱学を率いる彼を思わせて印象的だった」と少し感傷的な一面を見せていました。

そして、劇場版オリジナルのキャラクターである吉本進役を演じた宮野さんと、その仲間である田浦良昭役の田尻さんも息がピッタリ。テレビアニメ第1話に登場した柔道部員を始め、長らく「弱虫ペダル」に関わってきた田尻さんは、劇場版でも熊本県出身者らしく方言指導を行なったとのこと。彼の監修によって、熊本弁の「もっこす」が吉本のセリフから削除されたものの、「どうしても言いたかった」という宮野さんが頼み込んで、ようやく復活させてもらったというエピソードも披露されました。

そんな「弱虫ペダル」仲間となったばかりの宮野さんのために、舞台挨拶の後半には「チャリネットハコガク」というコーナーがスタート。これは「弱虫ペダル」のWebラジオ内の1コーナーで、出演者にロードバイクの魅力をプレゼンし、買うかどうか判断してもらうというものです。作中で吉本が乗るバイクのモデルとなった一台が登場すると、宮野さんは「タイヤ、細っ!」「片手で持てるなんて軽っ!」と初めてのロードバイクに興奮気味。さらに恐る恐る搭乗すると、進んで決めポーズを取り「これ欲しくなった、インターハイ出ちゃう!?」と好感触です。

「20~30万円なら買おうかな」と上機嫌で語っていた宮野さんでしたが、40万円という値段を聞くと急に「言わなきゃよかった…」と及び腰に。そして「このロードバイク買う?」と聞かれると「買いますん!」と歯切れの悪い回答で会場中をずっこけさせ、舞台挨拶は爆笑のなか終わりを迎えました。【取材・文=はるのおと】

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配給:東宝映像事業部

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