アニメ

現役レーサー登場!新劇場版「頭文字D」第2弾試写会

5月23日(土)より全国公開される「頭文字D」新劇場版第2弾「新劇場版『頭文字D』 Legend2 -闘走-」の試写会が5月20日(水)に行われた。

上映後のトークショーには、本作のプロモーションアンバサダーを務める女性レーシングドライバー・塚本奈々美の司会のもと、今作で監修を行ったグッドスマイルレーシング所属の谷口信輝、片岡龍也両選手が登壇し、トークを行った。

谷口は「実は昔、広島に住んでいた頃に峠を攻めていたことがあり、しかも豆腐屋に勤めていたので、周りには『(主人公の)拓海じゃなくて自分がオリジナルだ』といつも言っています!」とコメントすると、場内から笑い声があがった。

また、「作中で、拓海が豆腐の配達の際に、バランスを取るためにコップの水をこぼさないようにしているのですが、自分も『コップを脇に置いて走っているの?』とよく聞かれます。でも、あくまでアレは漫画なので……」と言葉を濁すひと幕も。

一方、片岡は「僕は子供の頃からレーシングカートに乗っていて、峠を攻めたりするような生活とは無縁のところで育ったのですが、競技で初めて使ったのがAE86でしたので、作品には思い入れがあります」と語った。

今回の映画で監修を務めたことについては、片岡は「自分は主に走行シーンのCGをチェックする仕事を担当しました。でも、そのシーンしか見ていないので、ストーリーがよく分からないんです」と苦笑い。

また、「2、30人のスタッフの方と見直していったのですが、ひとつ直すと他のカットも直さなくてはいけないので、とても大変でした。最初は模型を使って丁寧に説明していたのですが、作業を繰り返すたびに作業が段々とスムースになっていきました」と制作中の様子をコメント。

谷口は「自分は今回サーキットに行って車を運転し、ペダルやハンドル、ドリフトをした音などを録る作業を担当しました。暑い車内でエアコンをつけないで走らなければならず、思わず『苦しい』と言ってしまいました(苦笑)。また、鳥のさえずりも入ったりして苦労しましたね」と苦労話を語った。

最後は、原作者のしげの秀一からのメッセージが紹介された。「アニメのあれだけのバトルができるの?と思うくらい良かったです。『Legend1』を観た時、これ以上のクオリティを出すのは無理かと思いましたが、想像以上のものが出来上がっていて、すごいと思いました」と絶賛するコメントが読み上げられると、会場から拍手が上がった。【記事:WebNewtype】

■新劇場版「頭文字D」Legend2‐闘走‐
5月23日(土)より全国劇場にて公開!
公式サイト:http://www.initiald-movie.com/
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