7月4日(土)、「コードギアス 亡国のアキト 第4章 憎しみの記憶から」初日舞台挨拶が新宿バルト9で開催され、その中で「最終章 愛シキモノタチヘ」が2016年2月6日(土)に上映されることが発表されました。
この日、舞台挨拶に登場したのは入野自由さん(日向アキト役)、坂本真綾さん(レイラ・マルカル役)、松風雅也さん(シン・ヒュウガ・シャイング役)、赤根和樹監督、川口佳高プロデューサーの5人。
第4章について聞かれた入野さんが「序盤の戦闘シーンが見応え充分!」と挙げたように、本作品の見どころは圧巻の戦闘シーン。これについて赤根さんは「3Dを使ったアクションなので、閉鎖空間で上下左右にカメラを振りながら、空間を上手く使ったスピーディなアニメーションを志向しました」「ジャングルジムみたいなイメージで“地上でのゼログラビティ”を感じてもらえるよう空間を有効に使いました」と表現していました。
また、第4章では事前の告知なく新主題歌として坂本さんの「アルコ」が使われており、多くのファンを驚かせました。これについて坂本さんは「(前作までの主題歌だった)「モアザンワーズ」が本編の途中で流れて『もう終わりかな』と思ったかもしれませんが(笑)」と冗談を交えつつ、「アキトが劇中で変わってきたので、柔らかいイメージの曲になりました」とコメント。また、制作に参加したという赤根さんは「ハッピーエンドに向かう曲があってもいいかな、と思って提案させてもらいました。(今回は歌の途中で切れているが)フルコーラスでは、さらに曲が展開します」と語り、ファンの期待を煽りました。
主人公であるアキトの変化については、入野さんも「表情が柔らかくなって、内面も変わっています。でも、演技を大きく変えるというより、ちょっとしたニュアンスを入れていくことで『アキトが変わっているかもしれない』と思わせるよう意識しました」と役作りについて語りました。
そして、これまでの舞台挨拶同様、会場を湧かせていたのが松風さん。自身が演じるシンについて「本編冒頭の、あんな先っぽにいるオレオレ感、(搭乗する)ナイトメアフレームのオレオレ感がすごかった!」「ハッピーエンドになるという話がありましたが、私としては最後まで初志貫徹で“亡国のシン”となるよう信じて突き進んでおります」といったコメントを連発し、会場に大きな笑いを巻き起こしていました。
最後に、入野さんからイベント当日がアメリカ独立記念日にかけたアキトの誕生日であることが明かされ、祝福の拍手の中で終わった「コードギアス 亡国のアキト 第4章 憎しみの記憶から」初日舞台挨拶。BD&DVDは10月28日(水)に発売予定ですが、“「コードギアス」が魅せる最高のメカアクション”を謳う本作品、ぜひ劇場でその迫力を堪能しましょう!【記事:WebNewtype】
■「コードギアス 亡国のアキト 第4章 憎しみの記憶から」
※7月4日(土)より全国劇場にて大ヒット上映中
■「コードギアス 亡国のアキト 最終章 愛シキモノタチヘ」
※2016年2月6日(土)劇場上映
リンク:
「コードギアス 亡国のアキト」公式サイト
取材・文=はるのおと