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聖地で勝利を誓った「劇場版ハイキュー!!」舞台挨拶

10月3日(土)から始まるテレビアニメ「ハイキュー!! セカンドシーズン」の放送に先駆けて、9月18日(金)から公開されている「劇場版総集編 後編 ハイキュー!! 勝者と敗者」。その凱旋舞台挨拶が、9月20日(日)に行なわれました。

「ハイキュー!!」の聖地・仙台にあるMOVIX仙台で行なわれた舞台挨拶には、烏野高校のメインキャストを演じる日向翔陽役・村瀬歩さんと、影山飛雄役・石川界人さんが登壇。仙台で2人揃ってのイベントは、テレビアニメ ファーストシーズンがクライマックスを迎えていた時期以来で、約1年ぶり。ご当地ファンが集う仙台ならではの、温かい雰囲気の中での舞台挨拶となりました。

7月に公開された前編「ハイキュー!! 終わりと始まり」に続く「勝者と敗者」。日向や影山たちが所属する烏野高校排球部は、インターハイ予選宮城県大会で、鉄壁のブロックを誇る伊達工業や、影山の中学の先輩にして県No.1セッターと呼び声高い及川徹が率いる県ベスト4の強豪・青葉城西と試合を繰り広げます。その見所について、伊達工戦でエース・東峰旭が過去の敗戦と向き合うドラマ部分や、劇場版総集編ならではのスピーディーな展開が、試合運びに応じた息芝居の変化を際立たせている点などが熱く語られました。

また、テレビアニメ セカンドシーズンに関してのトークも。久しぶりとなる「ハイキュー!!」の現場の熱気に、やはり慣れていくための時間は必要だったそうですが、アフレコが進むにつれ、烏野チームとしてのまとまりは保たれたまま、セカンドシーズンから参加する新キャストが加わったことで、雰囲気はガラリと変わったとのこと。

新たなライバル校の相棒、木兎光太郎と赤葦京治を演じる木村良平さんと逢坂良太さんの息がピッタリな様子や、烏野1年生女子のマネージャー候補・谷地仁花を演じる諸星すみれさんの参加で、現場が一気に華やいだエピソードからは、セカンドシーズンへの二人の手応えが感じられました。

そして舞台挨拶後半には、スペシャルゲストとして“仙台バレーボール親善大使”ことヒナガラスが登場。仙台市長より委嘱を受け、仙台とバレーボールを応援するため、全身でファンに愛嬌を振りまく姿に、会場からは歓声が。最近は新マスコット・研磨ネコの活躍の影に隠れがちなことを気にしているのか、背中に貼付けたメッセージで「けんまねこには、まけないピヨ」と宣言。村瀬さんがヒナガラスの鳴き声まじりでメッセージを代読すると、大きな笑いが。その後、キャストとヒナガラスが並んでのフォトセッションが行われました。

エンディングでは「テレビアニメ ファーストシーズン終了から1年経っても、多くの方が応援してくださっていて、セカンドシーズンへの期待も高いんだなと実感しました。それを励みにキャスト・スタッフとも愛をもって作っている作品が、皆さんに届くと良いなと思っています(村瀬さん)」「テレビアニメ セカンドシーズンも、ファーストシーズンから変わらず、熱のある作品を作っていきたいと思っています。この映画に込められた熱を感じ取っていただき、今後も応援をしてもらえると嬉しいです(石川さん)」と、それぞれ挨拶。それに応える大歓声の中、舞台挨拶は終了しました。

■劇場版総集編 後編 ハイキュー!! 勝者と敗者
公開:9月18日(金)~10月1日(木) ※2週間限定公開
価格:1500円(一般)、900円(ジュニア券)

■テレビアニメ「ハイキュー!! セカンドシーズン」
放送 :10月3日(土)
放送局:MBS、TOKYO MX、CBC、BS11他
主題歌:オープニングテーマ・SPYAIR「アイム・ア・ビリーバー」
    エンディングテーマ・Galileo Galilei「クライマー」

リンク:アニメ「ハイキュー!!」公式サイト
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