11月7日(土)より運行開始する"エヴァ新幹線"こと「500 TYPE EVA」を、先日ひと足お先に見てまいりましたのでご報告します!
■"エヴァ新幹線"が走っているところを見てみたい!
外装は、「新世紀エヴァンゲリオン」メカニックデザイン、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズの主・メカニックデザインを務める山下いくとさんがデザイン。エヴァ初号機のカラーリングを直線形の500系にのせたデザインは、時速300kmで移動している時、どんな姿になるのでしょうか。
■内装は至るところに"エヴァ"が!
特別内装車となる2号車は、通常の「自由席」でもあるので、お気軽に。通路やヘッドレストカバー、窓ガラスにサンシェード、カラーリングも含めてエヴァ仕様になっている号車は、そこにいるだけでわくわく。サンシェードのなかには“特別なデザイン”もあるとのことなので、乗車の際には探してみてください。
なお、3号車へ続く施設から、すでにエヴァ内装は始まっています。ドアや喫煙ルーム、ごみ箱…あらゆるところにエヴァが! もちろん、次の降車駅を知らせるチャイムも「残酷な天使のテーゼ」。停車駅の多い"こだま"での運行なので、たくさん聞けるのがいいですね。
そして今回最注目なのが、1号車に設けられた「500TYPE EVA 展示・体験ルーム」。ここでは展示コーナー「新幹線×エヴァンゲリオンパネル」「フォトスポット」「ジオラマ」と、体験コーナー「実物大コックピット搭乗体験」の4つのコーナーが体験できます(※)。
※展示・体験ルームへ入るには事前予約が必要になります。予約が組み込まれたセットプランもあり。詳細はプロジェクト公式サイトでご確認ください。
平松禎史さん描きおろしの各キャラクターのパネルや、海洋堂監修のジオラマが並べられており、ずっと1号車にいたくなります(時間制限があるので注意)。
なかでも、体験コーナーとなる「実物大コックピット搭乗体験」は要予約ですが、ぜひご自身で搭乗してほしいです! コックピットにまたがると、まるでエントリープラグの中にいるかのよう。座ると、線路上を走っているような映像が流れます。横を見ると2号機も併走してくれている画像も。目の前に突然現われた使徒に対し、A.Tフィールドを破ってコアを破壊します。時間内に無事に使徒を倒すことができるのか!? 最後はシンクロ率なども表示されて楽しいひと時です。
■山下いくとさん・高倉武史さんからのイラスト到着!
乗っているだけであっという間に時間が過ぎてしまいそうな「500 TYPE EVA」ですが、実は今回の見学ツアーは山下いくとさんと高倉武史さんと一緒でした。山下いくとさんは前述のとおり今回の新幹線の外装デザイン、高倉武史さんは「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズのデザインワークスや、「IS <インフィニット・ストラトス> 」「創聖のアクエリオン」「マクロスF」でメカニックデザインを手掛けた他、劇中でエヴァンゲリオンを輸送する通称・エヴァ電車もデザインした筋金入りの鉄道ファン。そんなお2人に、"エヴァ新幹線"を観た感想をイラストにしていただきました。この「500 TYPE EVA」はどう映ったのでしょうか…。それは画像をご覧ください!
■博多駅には期間限定のショップが登場
7日の運行開始が待ちきれないところですが、博多駅では同日から期間限定のショップが開設されます。「500 TYPE EVA」オリジナルメニューを提供する「500 TYPE EVA Cafe」、福岡限定のオリジナル商品を始めエヴァンゲリオン関連商品を販売する「500 TYPE EVA SHOP」がJR博多駅構内に開設。また駅直結の施設「博多シティ アミュエスト」内に「EVANGELION STORE HAKATA Sta.」が同じく期間限定でオープン。「不織布トートバッグ(博多Ver.)」や「ゆるしと クリアファイル(めんたいこ)」などを販売予定です。
2015年11月7日から、2017年3月まで運行予定の「500 TYPE EVA」。百聞は一見に如かず! ぜひこの機会に西日本の旅行を計画してみてください。【撮影:鍋田広一(パンフィールド)】