テレビアニメ「ハルチカ～ハルタとチカは青春する～」プレミアム上映イベントが1月4日(月)、科学技術館 サイエンスホールで開催されました。

本作は、初野晴さんの小説「ハルチカ」シリーズが原作のテレビアニメ。1月6日(水)よりTOKYO MX他で始まる放送に先駆けての上映イベントとなりました。

第1話と第2話が先行上映された後、穂村千夏役のブリドカットセーラ恵美さん、上条春太役の斉藤壮馬さん、草壁信二郎役の花江夏樹さん、成島美代子役の千菅春香さん、そして橋本昌和監督、原作者の初野晴さん、P.A.WORKSプロデューサーの辻充仁さん、オープニング主題歌アーティストのfhánaが登壇。アニメの見どころや収録時のエピソードについて語りました。

特に、本人の年齢が役と近いということでキャスティングされたという花江さんは、大人の役はあまり演じたことがなく苦労したとのこと。「感情を殺して」「上辺でしゃべっている感じで」などの指示が出されて、それを表現することが難しかったそうです。

また斉藤さんは、良くも悪くもストレートなハルタのナチュラルさを演じるのが難しいながらも、第2話の後半を録っている時に感覚をつかめたそうで、ディレクターから「今、ハルタでした！」の言葉が出たエピソードを明かしました。

ちなみに、第1話はアニメオリジナルエピソードとなっていて、これに対し初野さんは「非常におもしろく、見どころも多いです。ちゃんとミステリーもしてましたし、楽しめました」とコメントしていました。

さらに、ミニコーナーとしてブリドカットセーラ恵美さんがこの日上映された第2話にちなんで、ルービックキューブを解くことに。これを見事にクリアしたブリドカットさんは、喝采を浴びていました。【取材・文＝北野雅彦】