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新たなアニメの聖地はここ! 2020年版「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」発表会レポート

2019年10月30日 15:28配信
新たなアニメの聖地はここ! 2020年版「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」発表会レポート

2020年版「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」発表会より

アニメツーリズム協会による2020年版「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」発表会が、2019年10月29日に開催。本協会の会長であり、「機動戦士ガンダム」シリーズの生みの親である富野由悠季さんが出席しました。

アニメツーリズム協会は、毎年アニメ88作品の舞台・モデルとなった〝訪れてみたい日本のアニメ聖地88〟を選定することで、日本のアニメの地域創生や新たな観光需要をもたらすことを目的とする一般社団法人。観光庁の支援のもと、〝アニメ聖地〟と企業、コンテンツホルダーをつなぎ、2016年以来新たな経済効果を生み出し続けています。

今回の発表会では富野さんに加え、観光庁長官の田端浩さんや、KADOKAWA取締役会長でもある角川歴彦理事長らが出席。角川理事長はところざわ さくらタウンで建設が進められている角川武蔵野ミュージアムと〝アニメ聖地〟の関連にも触れ、強い意気込みを語りました。

「海外からの〝アニメ聖地〟への興味が高まっていることを実感しています。2020年6月には角川武蔵野ミュージアムがプレオープンを迎え、ここに来れば88作品の全貌がわかる情報の集積地となります。ここから全国へアニメファンを送り出すゲートウェイとなりますので、ぜひ期待していてください(角川理事長)」

〝アニメ聖地〟は国内外のアニメファンの投票によって選定されており、2020年度では約8万票もの票数が集まりました。投票率は海外が63%、国内が37%となっており、海外からのジャパニメーションへの注目度の高さがうかがわれます。

2020年度で新たに〝アニメ聖地〟に選定されたのは、いずれも人気作品の舞台やモデルとなった12都市。「ラブライブ!サンシャイン!!」の北海道函館市、「フライングベイビーズ」の福島県いわき市、「BanG Dream!」の東京都・都電荒川線早稲田駅近辺、「さらざんまい」の東京都台東区、「ゲゲゲの鬼太郎」の東京都調布市/鳥取県境港市、「Just Because!」の神奈川県藤沢市、「ガーリー・エアフォース」の石川県小松市、「八十亀ちゃんかんさつにっき」の愛知県名古屋市、「からかい上手の高木さん2」の香川県土庄町、「博多明太!ぴりからこちゃん」の福岡県福岡市、「色づく世界の明日から」の長崎県長崎市が選ばれています。

〝アニメ聖地〟発表は、日中アニメイベントの司会などを務める中国人インフルエンサーの軟軟氷(ランランビン)さんと、ニッポン放送の吉田尚記アナウンサーによる掛け合いで進行。アニメの聖地巡礼が趣味の軟軟さんと、学生時代にはさまざまな都市を巡って落語巡業をしたという吉田さんによる、実体験を交えた賑やかなトークが繰り広げられました。

このほか、軟軟さんによる「からかい上手の高木さん2」の舞台となった香川県土庄町の聖地巡礼レポートも披露され、〝アニメ聖地〟の魅力をたっぷりと伝えてくれました。

また、発表会の後には引き続き〝アニメ聖地〟知事および代表への認定書の贈呈式が開催。富野さんによって認定書が手渡され、日本のアニメと観光業の新たな関係を垣間見ることができました。

2019年10月からはアニメツーリズム協会と個人向けツアーサービスを運営するotomoのコラボによる「公式アニメ聖地巡礼ツアー」第1弾が販売。「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」「氷菓」「涼宮ハルヒの憂鬱」の舞台となった都市への聖地巡礼が楽しめるツアーパックとなっています。

日本のアニメと観光のさらなる発展を担う〝訪れてみたい日本のアニメ聖地88〟への巡礼を、みなさんも楽しんでみてはいかがでしょうか。

【取材・文:石谷太志郎】