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7月24日(日)幕張メッセで開催された「ワンダーフェスティバル 2016[夏]」の「WONDERFUL HOBBY LIFE FOR YOU!! 24」ブースで、テレビアニメ「マクロスΔ(デルタ)」ステージイベントが開催されました。
ステージにはフレイア・ヴィオン役の鈴木みのりさんと本作プロデューサー 井上伸一さんが登壇。
「リンゴ大好き! フレイア・ヴィオン、先日15歳になりました。よろしくお願いしにゃす!!」と、鈴木さんがフレイアとして元気よく挨拶をすると、ファンから大きな歓声があがりました。
前半のトークコーナーでは、鈴木さんと平井さんから、本作でのこだわりや思い出深いシーン、見どころを紹介。
「マクロスΔ」でのこだわりは?という質問に、平井さんはワルキューレと彼女たちを守る“Δ小隊”という座組だと答え、この座組が構築できたおかげでマクロスの特徴である三角関係・歌・メカを、本作ならではの表現で描くことができたとのことです。
印象深いシーンについては、鈴木さんは第5話「月光 ダンシング」でフレイアが踊るシーンがお気に入りとのこと。話の流れで、司会を務めた鷲崎健さんが、第13話でハヤテが新しい機体で飛び立つシーンにゾクゾクしたと語ると、あのシーンの歌は他のキャストの前でアフレコ時に収録したとというエピソードも披露。美雲・ギンヌメール役の小清水亜美さんやミラージュ・ファリーナ・ジーナス役の瀬戸麻沙美さんに注視されながら歌ったので、鈴木さんはとても緊張したそうです。
新人ながら物おじせずにフレイアを演じる鈴木さん平井さんは8000人の中から選びに選んだ逸材とコメント。スタッフの間でもフレイアというキャラクターがぼんやりしていたとき、鈴木さんが演じる声を聴いてフレイアの輪郭・イメージが具体化したとのことで、まさにハマり役と語りました。
トークコーナーの最後には今後の展開についても触れられ、ワルキューレがなぜできたのか?といった過去についても描かれるだけでなく、三角関係も大きく動くので注目してほしいとのことでした。
続く商品紹介コーナーでは、ねんどろいどこ~でで登場する「フレイア」を紹介。目の前に置かれた監修用原型を壊すと発売が遅れると聞かされ、こわごわとフィギュアに触れる鈴木さんでしたが、自身の演じるキャラクターの立体化をとても喜んでいました。
そして「フレイア」に続き「美雲・ギンヌメール」のねんどろいどこ~で化も発表。さらにイベントでは歴代マクロスキャラクターのインジェクションキットや、1/20スケール「VF-1 バルキリー」も紹介されました。
トークコーナーのあとは美雲の歌を担当されるJUNNAさんが加わり、お待ちかねのライブコーナーへ。
2人で歌うのは5月に開催されたミニライブ以来とのことでしたが、息はぴったり! 作品を象徴するナンバー「いけないボーダーライン」が熱唱されると、会場の熱気は一気に最高潮へと達します。
そして鈴木さんから「盛り上がる準備はいいんかね!」とかけ声がかかり、エンディングテーマ「ルンがピカッと光ったら」、そしてオープニングテーマ「一度だけの恋なら」を続けて披露。大盛り上がりの会場に、2人はパワフルな歌声で応えます。
ライブ終了後には「フレイアと一緒にずっと頑張っていきます!」(鈴木さん)、「ライブが大好きです! たくさんの人の前で歌えて幸せです」(JUNNNAさん)とコメント。会場からは割れんばかりの拍手がわき起こり、トークにライブにと大いに盛り上がった「マクロスΔ」ステージイベントは終了となりました。
8月からはワルキューレのファーストライブ「SANKYO presents 『マクロスΔ』戦術音楽ユニット ワルキューレ 1st LIVE in Zepp Walkure Attack!」が東京・大阪・名古屋で開催され、ますます盛り上がる「マクロスΔ」。アニメにライブにと今後も目が離せません!【取材・文=小川陽平】