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12月11日(日)、ヴィーナスフォート教会広場で、声優・歌手の中島愛さんの復帰フリーライブ「ただいま。」が行なわれました。
2014年3月末で音楽活動を無期限休止し、声優としても休止前から継続していた作品以外は出演していなかった中島さんですが、12月1日(木)に活動再開を発表。本イベントでは、約1000人のファンを前に、そのことを直接報告しました。
活動休止前のラストシングル「ありがとう」のイントロ、そして盛大な拍手と共にステージに姿を現した中島さんは満面の笑顔。まずは、同会場で2008年にランカ・リーとしてデビューライブをしたことを振り返り、“原点に帰ってきた”ということで「星間飛行」を観客に届けます。同曲の“キラッ☆”、続く「TRY UNITE!」でも“まるっ”とファンと声を合わせ、以前と変わらぬパフォーマンスでファンを魅了。
また、約2年半ぶりのライブにも関わらず、給水時に飛んだ「お水美味しい?」の言葉に「待ってました!」とお茶目に即答するあたり、“まめぐ”らしさは変わらずでした。
そして、話題は活動休止についてへ。「気持ちや体のキャパシティを超えてしまった」と説明した上で、中島さんは「お休みした分、中島愛という存在を忘れずにいてくれた方のために、今まで以上に気合いを入れて活動したい。今日皆さんの顔を見て、その想いがさらに強くなった」と熱く語る場面も。続けて、歌手・中島愛としてのデビュー曲「天使になりたい」を力強く歌い、声優としてだけでなく、歌手としても復帰することを高らかに宣言しました。
イベントのラストを飾ったのは、復帰第1作であり、2017年1月から始まるテレビアニメ「風夏」エンディングテーマとなる「ワタシノセカイ」。バンドの物語となるアニメらしいストレートなロックナンバーで、新たなチャレンジのスタートを切りました。
なお、最後に中島さんが「来年から、皆さんとお会いできる機会をどんどん作っていきたいです!」と希望を語ったように、2月15日(水)発売のシングル「ワタシノセカイ」の発売記念イベントで、東京・大阪を巡ることが決定しています。【取材・文=はるのおと】