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4期連続で主題歌を担当! 「ようこそ実力至上主義の教室へ 4th Season」EDテーマ「ライアーヴェール」をリリースするZAQが「よう実」への愛を語る!


ファン待望の第4期がスタートした「ようこそ実力至上主義の教室へ 4th Season 2年生編1学期」でエンディングテーマ「ライアーヴェール」を担当するZAQさん。
第1期~3期ですべてのOPテーマを手がけてきたZAQさんが新たに生み出したEDテーマにはどんな思いが込められているのでしょうか? 「ミュージシャンのなかで私がいちばん愛している」と豪語するほどの「よう実」への愛がひしひしと伝わってくるインタビューになりました。

私がいちばん「よう実」を愛しているミュージシャン



――「ようこそ実力至上主義の教室へ 4th Season」の制作が決定したとき、また、今回も主題歌を担当することが決まったときのお気持ちをお聞かせください。
ZAQ 「よう実」の4期が決まったと聞いたときに、いちばん最初に浮かんだのは「次も歌えるのかな?」という、うれしいというより緊張感で。だから主題歌が決まったときは、ありがたや~という気持ちでいっぱいでした。やっぱりミュージシャンのなかで私がいちばん「よう実」を愛しているという気持ちで10年近くやってきたので、すごくうれしかったですし、そこまで信用してもらえているというか、ZAQの音楽をいいと思ってくれているからこそ使ってもらえるし、視聴者の方々も期待してくれているからこそ実現したことだと思っているので、本当に周りの環境に感謝しています。

――4期まで続くほど長く愛されている「よう実」の魅力はどんなところにあると思われますか?
ZAQ 主人公である綾小路清隆の圧倒的な力ですね。最強すぎて誰も手がつけられない! ほかの作品だと主人公が成長していく物語が多いと思うんですけど、「よう実」は主人公が最初から最強で、周りにどれだけヤバいやつが現れても、主人公がひょうひょうとそれを乗り越えていく。感動するポイントがほかの作品と違うなと思いました。表向きには青春キラキラ学園コメディーみたいな感じだけど、中身は全然違う。もっと殺伐としていて、心理戦を駆使した物語になっていて、そこがとてもカッコいいなと。

――これまでつくられてきた歴代のOPテーマは、作品のハードな部分を表現されているわけですよね。
ZAQ 1期、2期、3期と連続して書いてきて、1期はまだ主人公たちが通う学校の雰囲気とか、抽象的な部分を描いていたのですが、期を重ねるごとにキャラクターたちの深みも増してきて、私のなかの解像度も上がって、それを落とし込む歌詞になってきていると思います。

――深みを描くという点では、作品の顔としての役割があるOPよりも比較的自由度の高いEDのほうが、より深い部分まで表現できるのかなと思います。
ZAQ あまりそこを意識したことはなかったですけど、たしかにそうかもしれないですね。OPテーマは「こんな作品です! 見てください!」みたいなことが大事になるかと思うんですけど、EDはもっとその作品が真に伝えたい裏のメッセージだったりとか、そういうものを込めることが多いのかなと思うので。



――アニメのEDテーマはバラードになることも多い印象がありますよね。
ZAQ 「よう実」もバラード調にしてくださいと言われることが多かった気がします。1期のEDは栗林みな実さんが歌っていて、ZAQが作曲をしたんですけど、それもバラード調で、「落ち着いた感じでつくってください」と言われた記憶がありますね。

――「4th Season」からは2年生編になるということで、楽曲づくりのうえでそこを意識された部分はありますか?
ZAQ ないです! 1年生編からの地続きだと思って私は書いているので、2年生編だから何かを変えましょうということはまったくないですね。いつもアニメタイアップをやるときに自分のなかで決めているのは、そこの範囲の物語しか見ないようにすること。その先の物語も軽くは触れるんですけど、あまり情報を入れないようにして書いているので、「ライアーヴェール」も2年生編1学期のための曲になっています。だから、2学期になったらまた人格が変わっているかもしれない(笑)。

――ZAQさんが個人的に「4th Season」で楽しみにしていることはありますか?
ZAQ 七瀬翼の活躍が楽しみだなと思っています。七瀬はジャケットイラストにも載っている女の子なんですけど、その子が今回キーマンになってくるんじゃないかと思っているので、このジャケットもZAQがラフを描いて、提案させてもらいました。ジャケットの絵も、ZAQがやりたい世界をすごく表現してもらっています。

「よう実」ならクラスメイト全員分のキャラソンを書けそう


ZAQ「ライアーヴェール」ジャケット


――以前の「ドラマチック・オーバーレイ」/「ホシノナ」のインタビューで「同じシリーズのための楽曲をつくるうえでの楽しさや苦労などはありますか?」という質問をさせていただき、「今や同じシリーズの曲を書くことに対しての恐怖はまったくなくなって、楽しさしかなくなりました」というお答えをいただきました。同じようなことは「よう実」シリーズに関しても言えますか?
ZAQ 「よう実」がいちばん顕著なんじゃないですかね。私は「よう実」の曲ならいくらでも書けると思っていますし、クラスメイト全員分のキャラソンを書けと言われたら書けるくらい、「よう実」に対してはいっぱい書きたいことがある。話が進むごとにキャラクターたちの環境や心情が変わっていきますので、それを追いかけて、追いついて、歌も生み出せると思っているので、「よう実」だったら書ける!という自信はありますね。

――クラスメイト全員分のキャラソンはいつか聴いてみたいですね。
ZAQ 実は今回のカップリング曲「暗闘(だんまり)」は、とあるくクラスメイトのキャラソンのつもりで書いているんです。

――そうなんですね⁉
ZAQ サビあたりはとあるクラスメイトが綾小路に言っていたことだとか、「信じていたのに」とか、そういう断末魔もそのキャラクターぽいなと思って。カップリングなのに「よう実」っぽいことを言っちゃっていますけど、でも、綾小路だけじゃなくて、それぞれのクラスにボスみたいな中心人物がいるから、その人に対しての感情も当てはまるようになっています。

――「暗闘(だんまり)」というタイトルは歌舞伎用語が由来となっているそうですが、このタイトルに決めた理由は?
ZAQ 歌詞の中に「暗闘(あんとう)」と「だんまり」の両方が入っていまして、これがキーワードだなと思ったので、この読み方のタイトルにしました。でも、最後まで読み方を「あんとう」にするか「だんまり」にするかで、ずっとスタッフさんといっしょに悩んでいたんですよ。この漢字を使うことは決まっていたんですけど、読みを何にするかを話し合っていて、これを「だんまり」と普通は読まないから「そっちでいこう!」みたいな感じで。

――今後もライブなどのご予定が多数決まっていますが、意気込みをお聞かせください。
ZAQ 今年も上半期はめちゃくちゃ忙しいらしいです。海外もいろいろ行かせてもらえるということで、日本のアニメソングの文化をもっともっと広げていけたらなと思っていますし、新曲もまだまだ予定はあるので、期待していてください!

【取材・文:仲上佳克】

■ZAQ「ライアーヴェール」
発売・販売元:バンダイナムコミュージックライブ
価格:1320円(税込)
CD購入リンク:https://lnk.to/LACM-24820
各配信サイトリンク:https://lnk.to/LACM-24820d

リンク:ZAQ公式サイト
    ZAQ 公式X(Twitter)・@zaxic_r
    ZAQ Official YouTube Channel
    TVアニメ「ようこそ実力至上主義の教室へ 4th Season」公式サイト

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