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最新EP『BEAT』を4月29日に発売したBALLISTIK BOYZメンバー全員にインタビュー(前編) 「この年齢になった僕たちなら背伸びせずに歌える」

EXILE TRIBE初のメンバー全員がマイクを持ち、ダンス、ボーカル、ラップを披露する7人組実力派グループBALLISTIK BOYZ。2025年には初のアリーナライブからグループ第二章へ突入し、アジアツアーも成功を収めた彼らが、2026年4月29日、熱量を込めてリリースする最新EP『BEAT』についてお話をうかがいました。
リード曲の「All you need is me」は、砂田将宏さんが地上波ドラマ初主演を務めるダークサスペンス「AIに話しすぎた男」の主題歌であることも発表され、注目の高まるこの1枚。まずは各曲エピソード満載の前編からお届けします。



——最新EP『BEAT』はラブソング集。ビートにもリリックにも生々しい感情が吐露された楽曲が連なっていますが、どんなテーマ設定で制作されたのでしょうか?
砂田将宏(以下、砂田) リード曲の「All you need is me」のテーマが「狂気の愛」であったことから、人を思うときの危うさであったり、せつなさであったり、いろんな目線からの愛をコンセプトに表現していこう、という軸ができていきました。
奥田力也(以下、奥田) どの曲もすごく個性ある楽曲なのですが、たとえばデビュー当初の僕らだったら、こんな感じのことがしたいと思ったとしても、ここまで表現できなかっただろうし、完璧なものにはできなかったんじゃないかと思うんです。だけど、デビューしてからここまでいろんな経験をして成長したからこそ、このEPがつくれた。そういう実感があります。


BALLISTIK BOYZ 奥田力也さん


——皆さんに特に思い入れのある楽曲について教えていただきたいです。
深堀未来(以下、深堀) では、僕から! 特に、というと「Tokyo Slippin'」です。イントロからワクワクするような楽曲で、デモを聴いたときから、自分たちが歌ったりパフォーマンスしたりする姿が一番想像しやすかった曲でした。セクシーさもあり、自分たちの強みにマッチしていると思ったので、リード曲候補として最後まで悩んでいた曲でもありました。特にDメロの「その手 掴めたのに」というフレーズを含め、落ち着いたところから大サビにパアッといく感じがすごく好きで。東京(読みはマチ)ってワードも入っているところも今の僕らっていう感じで……やっぱめちゃ好きです。


BALLISTIK BOYZ 深堀未来さん


松井利樹(以下、松井) 僕は意外と誰も選ばなそうな……「All you need is me」。
一同 いやいや選ぶ選ぶ(笑)。
松井 (笑)。この曲は聴いたときに、なんて言ったらいいのか……ああ、出会えてよかったって、ちょっと運命を感じた1曲でした。何回も聴けば聴くほど、噛めば噛むほど味が出る、みたいな。いい意味で想像できなかった方向の曲でした。世の中にはいっぱいすてきなボーイズグループがありますけど、僕らもまた、この新しい雰囲気をまといながらすてきなボーイズグループとして進んでいくのだという自信と覚悟をもてました。歌詞の内容はちょっと大人っぽいんですけど、この年齢になった僕たちなら背伸びせずに歌える楽曲なんじゃないかと思いますし、これから5年、10年と活動していく中で、BALLISTIK BOYZを代表する曲になってくれる予感があります。パフォーマンスも今つくり込んでいますけど、自分たちの中でも過去イチかっこいい振り付けになってるんじゃないかと感じています。


BALLISTIK BOYZ 松井利樹さん


海沼流星(以下、海沼) かぶっちゃうんですけど、僕も「Tokyo Slippin'」です。僕も最初から大好きで、歌いはじめのゾクゾクする感じ、めちゃくちゃかっこいいですよね。メロは意外と落ち着いているんだけど、サビに思い切り何かを放つような力を感じる楽曲で。ずっと聴いていたくなる魅力があって自分でもふだんからこの楽曲を聴いちゃってますね。「なんだこのグループは!?」と振り向かせるような引力のある曲だと思うので、ここから振りを付けたら、より一層よさが引き立つはず。それがすごく楽しみです。


BALLISTIK BOYZ 海沼流星さん


加納嘉将(以下、加納) 僕は「Tell Me Why」ですね。曲が始まってすぐノリたくなるサウンド感がすごく印象的で、ちょっと懐かしさを感じる洋楽っぽさがあって。サビに入ったあとのリズミカルなノリが自然と口ずさみたくなる感じで好きです。「正反対な僕と君は」のところもすごくよくて。


BALLISTIK BOYZ 加納嘉将さん


砂田 このパート、デモでは1番だけで2番には入ってなかったんですよね。でも、キャッチーですごくよかったので、入れてほしいと相談したらOKとなって追加されたんです。

——そうだったのですね。すごくリリカルで心に残るフレーズであり旋律であり歌声です。次に、奥田さんのお気に入り楽曲は?
奥田 僕は3月にシングル・リリースした「Perfect」をあげさせていただきます。自分たちにとって初めてと言っていいぐらい、春にぴったりな楽曲になりました。自分たちも気に入って大切にリリースしたんですけど、リリースしたあと、桜の季節にファンの人たちがこの楽曲といっしょに写真を投稿してくれているのを見て、改めてこの曲をつくってよかったと思いました。曲自体の空気感やパフォーマンスもすごく好きなんですけど、それ以上にファンの人たちの反響がうれしくて。僕らそれぞれの歌声で春という季節を表現できた楽曲でもあるので、これからも聴く人によって、いろんな感じ方をしていただけたらいいなあと思います。
日髙竜太(以下、日髙) 僕は「Tell Me Why」ですね。実は去年のEP「Stardust Forever」のときから候補に入っていた楽曲で。そのEPには入らなかったんですけど、当時からみんなの中で、これは僕らに合うなとイメージできていた曲だったので、このタイミングでお届けできるのがすごくうれしいです。実際レコーディングしていても、やっぱり合ってるって思いました。僕はプライベートでも、ランニング中とかトレーニング中とか散歩中とかにめっちゃ聴きます。あと、きっとライブ映えもしますよ。この楽曲の振り付けを将宏と未来と力也がつくってくれているので、楽しみにしていただきたいです。デビュー曲以降いろいろつくってくれてきた3人ですが、割と久々になりますし、ファンの皆さんにはより喜んでいただける特別な1曲になるんじゃないかと思います。


BALLISTIK BOYZ 日髙竜太さん


砂田 最後、僕はやっぱり「All you need is me」です。もしもみんながここまでこの曲ばかりを挙げていたとしても、僕も曲げずに「All you need is me」と言うぜと思っていました。そのくらい好きで、初めて聴いた瞬間から「キター!」と思いました。もちろん今まで出してきた曲もすごい愛を込めてつくってきたし自信がある作品なんですけど、でも今までの中で一番個人的にビビッときた曲でした。曲のスタイルをとってもテーマをとっても、今の自分たちBALLISTIK BOYZを表わす名刺代わりになるんじゃないかっていう気がして、この曲で本気で仕掛けたい、勝負したいと思いました。ただ実際つくり込んでいくと、歌い上げる難しさも振り付けの高度さも、僕らが100点満点中100点を出しつづけないと完成しないような作品になって。結果的に、このEPのリード曲にふさわしいものになりました。背伸びはせず、でも全力を出しきらないと表現しきれないという楽曲です。


BALLISTIK BOYZ 砂田将宏さん


【取材・文:ワダヒトミ/撮影:田上富実子】

■BALLISTIK BOYZ NEW EP『BEAT』発売中
「BEAT」特設ページ:https://ballistikboyz.com/specialsite-1.html

■BALLISTIK BOYZ LIVE TOUR 2026 “BEAT BLAST Z”
2026年7月8日(水)宮城・仙台サンプラザホール
2026年7月14日(火)埼玉・川口リリア・フカガワみらいホール
2026年7月16日(木)岡山・倉敷市民会館
2026年7月20日(月)大阪・グランキューブ大阪
2026年7月23日(木)岐阜・長良川国際会議場
2026年7月26日(日)新潟・新潟テルサ
2026年7月30日(木)千葉・森のホール21
2026年8月15日(土)静岡・富士市文化会館ロゼシアター大ホール
2026年8月28日(金)福岡・福岡市民ホール 大ホール
https://ballistikboyz.com/specialsite-2.html

リンク:BALLISTIK BOYZ Official X(旧Twitter)・@ballistik_fext

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