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8月8日(土)、「ノラガミ」のスペシャルイベント「ノラガミ ARAGOTO -日比谷ノ杜祭-」が開催されました。
「ノラガミ」は2014年1月から放送されたテレビアニメで、“デリバリーゴッド”として人助けをする貧乏な神様・夜トを中心に描かれるダーク・アクション・ファンタジー。10月スタートの2期では、夜トと因縁のある「毘沙門編」として、夜トの過去や想いがいっそう深く描かれます。
ステージは、神社を模したセットに提灯が吊るされ、夜の夏祭りといった雰囲気。夜ト役の神谷浩史さん、毘沙門天役の沢城みゆきさんなどキャスト7名が登場し、願掛けをしながら名前が書かれたお札をひとりずつ奉納しました。
1期を振り返るコーナーでは、監督らが選んだ印象的なシーンがモニターに。毘沙門天が信号の上に現れたシーンでは、神谷さんが「違和感のある登場がめっちゃカッコよかった」と絶賛。兆麻役・福山潤さんがあわせて盛り上がると、沢城さんが「潤くん、うるさい?(笑)」とつっこみ、“毘沙門組”の和気あいあいとした雰囲気を体現しているようでした。
2期のヒット祈願もあって、真喩役の今井麻美さんが「七福神さんぽ」と題した映像で登場した他、シリーズ構成の赤尾でこさんたちが2期の見どころについて語り合うコーナーも。
連載スタート当初から人気が高かった本作は、1話掲載のすぐ後からアニメ化の話が出ていたというアニメ誕生秘話や、アクションパートが多くなる2期では、「1話完結というよりジェットコースターのようにストーリーが展開していく」ことなどが紹介されました。
さらに、新キャラクター、陸巴(くがは)役の星野貴紀さん、恵比寿役の置鮎龍太郎さんの登壇も。
このイベントだけに書き下ろされた朗読劇では、和やかな1日を描いた「ある日の毘沙門邸」、笑い満載の「小福のお礼参り」の2本を披露。ジェスチャーやスローモーション風の音声を挟むなど、ライブならではの演出で楽しませてくれました。
続いて日比谷神社宮司による神事という、とても珍しいコーナーが執り行われた後は、エンディングへ。神谷さんが「今日、みなさんと一緒にヒット祈願したことを胸に、アフレコを頑張ります」とコメント。最後は「みなさんにご縁があらんことを!」という言葉と共に、大きな音を立てて花火が画面に映し出されるなど、夏祭りならではの粋な演出で幕が閉じられました。
なお、10月3日(土)・4日(日)には「ノラガミ ARAGOTO」放送記念イベント「夜ト祭り」の開催が決定! 2期の先行上映や謎解きゲームなどが行われる予定です。【取材・文=麻布たぬ】