10月8日(土)から10日(祝)に徳島市で開催されている「マチ★アソビ vol.17」ラストラン。9日(日)の眉山林間ステージでアニメ「刀剣乱舞-花丸-」放送開始記念キャスト&スタッフトークイベントが開催されました。
このステージには、大和守安定役の市来光弘さん、原作プロデューサーのでじたろうさん、古澤佳寛チーフプロデューサー、伊藤隼之介プロデューサーが登壇。作品に関するトークや第1話の生コメンタリーなどが行われました。
最初のテーマは第1話放送を受けての感想について。「AnimeJapan 2016」でアニメ化が発表されてから約半年、市来さんはようやくという想いと、あっという間という想いの両方あったといいます。
アニメではいろいろなキャラと掛け合いが出来るのが嬉しいそうで、ゲームの収録ではまだ増田俊樹さん(加州清光役)と会っておらず、まさかその2人でオープニングとエンディングを歌うことになるとは……と感慨深げな表情を浮かべていました。
でじたろうさんは、かなり早い段階にアニメ化の話をもらっていたそうで、やっとアニメが見られるという思いが強かったとのこと。プロデューサーの2人はやはり無事に完成してホッと胸をなでおろしたと語りつつ、今後も常に驚きを提供したいと意気込んでいました。
続いては、第1話を上映しながらの生コメンタリー。オープニングからいきなりツッコミの連続で、でじたろうさんが「オープニングのダンスはぜひフルで作ってください」と熱いリクエストをすると、市来さんは自分たちが踊ることになるのではと戦々恐々としていました。
さらに、ここはアドリブでしたといった収録エピソードや、このシーンが好き、この表情がかわいいといった自身の注目点など、イベントならではのトークが盛りだくさん。アドリブに合わせて収録後に絵を直すこともあったそうです。
もちろん、エンディングにもこだわりは多く、例えば月下美人が出てくるのは沖田総司の命日の誕生花だからと話していました。
次のコーナーは「今だから言える!!~『花丸』マル秘話~」。各自がポイントを挙げて、さらなる制作秘話を明かします。市来さんが挙げたのは「言葉使いは大事に」。これは市来さんだけでなくキャスト陣全員が思っていることのようです。古澤プロデューサーからは第1話の脚本は21稿までいったこと、伊藤プロデューサーからは神風動画によるエンディングは前回の「マチ★アソビ』」きっかけで生まれたという裏話が飛び出しました。
第2話の見どころを語った後は、「刀剣乱舞-ONLINE-」のナビゲーターであるこんのすけが登場。一緒に記念撮影をしてステージを締めくくりました。【取材・文=千葉研一】