放送開始30年を記念して、「ふしぎの海のナディア展」が現在東京にて展覧会を開催中です。
開催に先駆けて行われた内覧会へ、脚本家の上江洲誠さんと漫画家の黒山メッキさんが足を運んだレポート＆コメントを掲載します！　上江洲さんと黒山さんは、現在コミックNewtypeで1996年の大阪を舞台に、なぜかこの時代に復活してしまったエジプト女神たちと芸大生の青春コメディ「神サー！」を連載中。ナディアのコスプレをしてしまう話数も登場する本作。そんな思い入れたっぷりの方々から見た「ふしぎの海のナディア展」とは？　

◆上江洲誠／脚本家
直撃世代です。公共放送でドエライことをやっているなあと子どもながらに感じていました。そういう大人に憧れて今日の僕があります。
今回公開された資料から改めて、当時の彼らが「好きだ、面白い」と思う物をお届けしようとしていたことをひしひしと感じました。ともすれば暴力的なまでの情念。だからこそ庵野監督と仲間達のフィルムには嘘がなく、ずっと魅力的なのです。会場で目撃してください！

◆黒山メッキ／漫画家

会期は2021年9月26日（日）まで。
庵野秀明監督、初のTVシリーズ作品である本作の、初期企画書や各キャラクターの設定資料、原画やイメージボードなどの展示資料や、ここでしか手に入らないグッズなど要注目です！